志らく「芸能人は語るなというなら政治評論家しか語れないのか」 芸能人の検察庁法改正案“発言”に見解

TBS系の情報番組「グッとラック!」は18日、芸能人の間で「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグが続々投稿されたことを受け、芸能人による政治的メッセージについての話題を取り上げた。

立川志らく
立川志らく

検察庁法改正案に対する芸能界からの政治的メッセージを取り上げる

 TBS系の情報番組「グッとラック!」は18日、芸能人の間で「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグが続々投稿されたことを受け、芸能人による政治的メッセージについての話題を取り上げた。

 番組では、検察OBが法務省に法案反対の意見書を提出したニュースのほか、女優の小泉今日子がSNSで意見書の全文を紹介したことなどを紹介した。芸能界からの政治的メッセージが物議を醸している現状を報告した。

 MCの立川志らくは、「芸能人は語るなというのなら、政治評論家しか語れないのかと。サラリーマンがもし語っていたら、同じ理屈から言えば、サラリーマンは語るな、会社行って働いていろということになるじゃないですか」と話し、「イメージが壊れるということだが、確かに志村けんさんのようにそういうことは一切言わないかっこよさもある。だけど、売れている芸能人や芸人は時代の最先端で生きているといろいろなことを言いたくなる、それも一方である。その場合は言うのは自由」と見解を述べた。

 さらに、「歌手に対して歌だけ歌っていろとか、落語家に対して落語だけやっておけと言われるが、落語だけやっていた結果ここにいるんですよ。ある日いきなりここにきたわけじゃない。政治のことだけ語るようになったらイメージは確かに。政治のことしか語らない、それはそれで私はいやだけど、いろんなことを語るのが芸人であり、芸能人であるのだから、それをとやかく言われるのはおかしい。ちゃんと納税しているんだしね」と、自身の考えを明かした。

 また、番組では芸能人によるツイートに対してネットの声として「見損ないました ファンやめます」、「政治的発言は勉強してからにして」といった反応を取り上げ、批判を受けてコメントを削除するケースも紹介した。

 志らくは続けて、「ファンをやめますって本当のファンではないですよね。分かりもしないで政治のことを語るなって、でも国民は言っていいんですよ。ただ、ちょっと勉強しろってのはありますね。勉強もせずになんでもいいからムーブメントに乗っかってしまうのは、芸能人は影響力があるので、それはちょっと問題だと思いますけど」と述べた。

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