俳優の沢村一樹、お笑い芸人のマキタスポーツが10日、都内のフジテレビ湾岸スタジオで行われた新ドラマ『この素晴らしき世界』制作発表に、若村麻由美、木村佳乃と登壇した。

　完全オリジナルドラマとなる今作は、平凡な主婦が、ある日突然失踪した大女優になりすまして“二重生活”を送ることになるコメディー作品。約20年ぶりに地上波ドラマ主演を務める若村麻由美が、主婦の浜岡妙子、大女優の若菜絹代、一人二役に挑んでいる。

　若菜の夫・水田夏雄を演じる沢村一樹は、若村の演技について「大女優（若菜）と一緒にいる時、僕はちょっとビクビクしているんです」と話し、「妙子さんと会っている時は、キュンキュンしています。お互いそんな時間を楽しみながら撮影をしています」と告白。

　これには、妙子の夫・浜岡陽一を演じるマキタスポーツが「今、嫉妬心みたいなメラメラし始めた。なに楽しんでくれてんだよ」と敏感に反応。「オレの妙子をそんな感じでキュンキュン？　冗談じゃないよ」と反発したが、沢村は「キュンキュンさせてもらっています」と涼しい顔をしていた。

　そんな夫役の2人が遭遇するシーンがあることも明かされ、若村は「本当の修羅場……、濡れ場？」と意味深な予告。沢村は「本当に水浸しなんです。そのシーンは」と笑って説明し、若村は「水も滴るいい男っていう感じですね」と綺麗に夫2人を立てていた。

　制作発表終了後には、7月10日が誕生日の沢村を祝うサプライズも実施。バースデーケーキを受け取った沢村が「私事で、こんな時間を作っていただいて、ありがとうございます。56歳になりました」と報告すると、若村は「同い年です！」と大喜びだった。