木村拓哉、5年越しに明かされる炊き出しへの思い 西日本豪雨の発災直後に宇和島へ
NHK松山放送局では、7月14日に『出張ひめDON! いろいろあって、いまがある~西日本豪雨から5年~』を愛媛県内向けに放送する。
14日放送、NHK『出張ひめDON! いろいろあって、いまがある~西日本豪雨から5年~』
NHK松山放送局では、7月14日に『出張ひめDON! いろいろあって、いまがある~西日本豪雨から5年~』を愛媛県内向けに放送する。
“愛媛がDON!DON!好きになる”をコンセプトにお送りしているレギュラー番組『ひめDON!』。2018年の西日本豪雨の翌年から、毎年7月の『ひめDON!』は、愛媛県内の被災地に“出張”し、特別版を放送してきた。
西日本豪雨から5年の今年は、72分拡大版となる。愛媛や被災地にゆかりのあるゲストと、被災地に暮らす方々の5年間の歩みと“それぞれのいま”を見つめる。
2018年の豪雨の発災直後に宇和島市吉田町で炊き出しを行い、被災した方々を元気づけたのが木村拓哉だ。今回、5年ぶりに現地を訪ねる。当時炊き出しをした公民館で避難所を運営していた男性や、木村からの支援を機に災害への備えを啓発するボランティアを始めた女性など、被災した方々との再会を果たす。
被災の様子や当時感じていたことをお互いに振り返りながら、それぞれの5年の間に何があったのか、そして、5年たった今どんな思いで暮らしているのか、木村が被災した方々と直接言葉を交わし、その心に寄り添っていく。さらに、あの日の炊き出しに込めた木村の思い入れも、5年越しに明かされる。
今回の収録の舞台となったのは、豪雨時のダム放流による肱川の氾濫によって、壊滅的な浸水被害を受けた『道の駅 清流の里ひじかわ』(大洲市)。地元の名産品を取り扱う店のほか、スーパーやコンビニ、飲食店なども併設されていて、地元の人たちも多く利用する地域の拠点のひとつだ。それだけに、一日も早く、もとのにぎわいを取り戻そうと地元の人たちが奮闘してきた場所でもある。この道の駅に特設スタジオを構え、木村、シンガーソングライターの大石昌良、お笑いコンビ・ティモンディが、被災した方々の話を聞き、それぞれの5年間の歩みに思いをはせる。