カジノ、占い、ビーチリゾート…娯楽満載、実際にあったら住んでみたいドラクエの街
1986年にファミコン用ゲームとして登場して以来、世界中で愛され続けている大人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト(通称:ドラクエ)』では、個性豊かな街がプレイヤーを迎え入れてくれる。街中では、人と出会い、物を買い、宿に泊まり、時には思いっきり遊ぶ。RPGの世界であっても、人々の営みは変わらない。今回はドラクエシリーズ作品中に登場した、住んでみたいと思うような魅力あふれる街を紹介しよう。
ドラクエの街が物語で欠かせない場所
1986年にファミコン用ゲームとして登場して以来、世界中で愛され続けている大人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト(通称:ドラクエ)』では、個性豊かな街がプレイヤーを迎え入れてくれる。街中では、人と出会い、物を買い、宿に泊まり、時には思いっきり遊ぶ。RPGの世界であっても、人々の営みは変わらない。今回はドラクエシリーズ作品中に登場した、住んでみたいと思うような魅力あふれる街を紹介しよう。
最初に紹介するのは「オラクルベリー」だ。92年に発売された『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をプレイした人にとっては、忘れられない大好きな街ではないだろうか。オラクルベリーには、巨大なカジノがある。スロットやポーカーなどのミニゲームで集めたコインが賞品と交換できるのが特徴だ。賞品には作中で最強レベルの武器である「メタルキングの剣」や「グリンガムのムチ」が用意されている。豪華賞品を目指してストーリーそっちのけでミニゲームばかりやってしまった人も多いだろう。
カジノ以外にも、占いの館やモンスターじいさん、ユニークなアイテムがそろっているオラクル屋など特殊なお店が多いのも魅力的。街の人も「誰もが夢を抱きやって来る」と言っているように、多くの人がこの街に野望を持ってやってくる様子がうかがえる。オラクルベリーは、夢や刺激を追い求める人にオススメだ。
続いて紹介するマーディラスは、2000年に発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に登場する街だ。本作は過去と現代の2つの世界が存在し、過去世界では魔法都市、現代世界では芸術都市として栄えている。陰鬱なストーリーが多い本作では、街全体が暗い雰囲気である場合が多いが、マーディラスは活気に満ちあふれた街だ。
過去世界では、街中に魔法研究所があり、街全体が魔法の強化に取り組んでいるのが特徴的。現代になると魔法は廃れ、代わりに芸術の街となっているが、都会の文明と美しく融合している。魔法が使えるようになるなら過去のマーディラス、芸術好きなら現代のマーディラスに住むといいだろう。
最後に紹介するソルティコの町は17年に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に登場する街である。ソルティコは外観の美しさがとても魅力的だ。透き通るような青い海とビーチがあり、街は白い建物で統一されている。青と白のコントラストが映える外観は、地中海のビーチリゾートを思い起こすだろう。ビーチでのんびり過ごすにはもってこいの場所だが、カジノもあるため娯楽にも困らない。
さらに、ソルティコの領主であるジエーゴも魅力的な人物だ。ジエーゴは「世界最高の騎士」の肩書きを持ち、これまでに多くの弟子を輩出してきた。面倒見のよさもあり、彼を支持する人が多いのも頷ける。ジエーゴが領主のソルティコなら安心して住めるだろう。
ドラクエシリーズに登場する街は、現実世界にも負けず劣らず魅力が満載だ。実際に存在したら住んでみたい街を考えながら冒険を楽しんでみるのも、面白いかもしれない。