“伝説の喧嘩師”が「BreakingDown9」にエントリー “1人で暴走族50人と決闘”逸話の真相明かす
“伝説の喧嘩師”アンディ南野が4日に締め切られた次回「BreakingDown9」のオーディション募集にエントリーしたことを明かした。
高校時代に地元で暴走族を迎え撃つ 「道路が埋まるぐらいすごい人数が来て…」
“伝説の喧嘩師”アンディ南野が4日に締め切られた次回「BreakingDown9」のオーディション募集にエントリーしたことを明かした。
「エントリーしました。僕も一発いかなアカンと。道を作って後進につなげられれば」
“ドヤ街の番長”サップ西成と殴り込む。エントリー結果は後日発表されるが、「コンプライアンスということ以外は蹴られるところはない」と、突破に自信を見せている。
相手は「誰でもいいよって感じなんですけど、BreakingDownで一番強いヤツって誰なのかな~って思います。僕らは体重関係ないんで。キャリアもどうでもいい。自分の前に立ったヤツ、倒すのみですね」と、全方位にけんかを吹っかけた。
中学時代からツルむことを嫌い、暴走族に何度も1人でけんかを挑んで、地元大阪・大東市では知られる存在だ。中でも“伝説”として語り継がれるのが高校時代にJR住道駅で対峙した1対50の決闘。
「ありましたね。後輩が隣の暴走族とバイクを取った取らないでもめてて、こっちは4人。僕が19歳で、あとはみんな14~16歳でした」
後輩からは助っ人を頼まれた。地元に攻め入られ、好き勝手にされてはたまらない。アンディはマクドナルドの前で相手グループの到着を待った。
「そしたら、道路が埋まるぐらいすごい人数が来て、車とバイクが相当数いた。来た瞬間、みんな逃げました」
後輩が去り、残ったのはアンディ1人。「自分の腕がどれくらいか試したい。血気盛んな時期でした」と、殺気立つヤンキーの大群を正面から受けて立った。
「金属バットを腕で受け止めて、1人、2人ぶっ飛ばした」と威勢はよかったが、次々と襲いかかってくる。大乱闘の中、後頭部をバットで殴られたアンディはヒザをついて大流血。「さらえ」の声が響く中、意識を失いながらも包囲網をかいくぐり、なんとか生き延びた。頭部を12針縫う大けがを負った。
のちに、このとき闘った元暴走族のメンバーと顔を合わせる機会があった。そして、「あのとき僕らがやったんですよ。人数は70人以上いました」と、告げられた。バットで殴った男とも再会を果たし、「仲良くメシ行きました」と、遺恨を水に流している。
BreakingDownにもその土地土地の名うてのワルが多く参戦していることは知っている。
だが、アンディは、「ワルに憧れるのは分かる。ただ、僕もサップも人生めちゃくちゃ遠回りしたけど、物事を教えてくれた人がいたら違っただろうなと思うんですよ。教えてくれる人ってすごく大事で、そういう存在になれればいいと思う」と、役割を自認した。
2人合わせて90歳の怖いもの知らずの中年コンビ。「元気なオッサンの姿を見せますよ」と、のろしを上げた。