【ラストマン】初回放送から名前が登場した“デボラ”の正体が明らかに! 視聴者「衝撃すぎた」

俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第7話が、4日に放送された。今回は、福山演じる全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)の“元ワイフ”が登場し、話題となっている。

皆実広見を演じる福山雅治【写真:(C)TBS】
皆実広見を演じる福山雅治【写真:(C)TBS】

「素敵」皆実とデボラの関係に好感を抱く視聴者も

 俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第7話が、4日に放送された。今回は、福山演じる全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)の“元ワイフ”が登場し、話題となっている。

 同作は、脚本家・黒岩勉が描く1話完結の完全オリジナルドラマ。全盲のFBI特別捜査官・皆実と、大泉演じる警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)がバディを組み、事件を解決していく。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 ふ頭で白骨化した老人の遺体が発見された。遺体は3年前から行方不明の資産家で、容疑者として40歳年下の妻・葛西亜理紗(岡本多緒)が浮上した。皆実は事件の捜査を一課に任せ、心太朗を連れて自身の両親の墓参りに行く。皆実の両親は41年前に強盗によって殺害され、そのときのけがが原因で皆実も視力を失った。犯人は心太朗の実父(津田健次郎)だが、心太朗は父親の殺人と皆実がつながっていることに気づいておらず、墓参りに同行する。

 するとそこへ、コツコツとさっそうに響くハイヒールの音が。「やっぱりここか。ご両親の命日だもんね~」と女性(木村多江)が近づいてくる。皆実はその女性に「Hi、デビ~」と声をかける。女性も「Hi」と返事をする。戸惑う心太朗に皆実は、「在日アメリカ大使館の参事官、デボラです」と女性を紹介した。デボラは初回放送から名前だけ度々登場しており、皆実の依頼で捜査に必要なさまざまなサポートをしてくれている。

 デボラは、ふ頭で発見された資産家老人の遺体の件で頼み事があって来たという。皆実が「てっきり、私の両親にあいさつに来てくれたのかと思っていました」と語ると、デボラは「Wow、もう身内でもないのに慣れ慣れしいのは勘弁してくれる?」と告げる。「身内?」と驚く心太朗に皆実は、「デボラは、離婚した私の元ワイフです」と紹介した。

 デボラの正体が明らかになり、SNS上では「まさかの…デボラが元妻!」「デボラさま降臨!」「デボラ氏の正体が衝撃すぎた…(笑)」「デボラさん絶対男の友人だと思ってたよ…w」と驚きの声が。

 皆実が滞在するホテルで食事を始めた3人。デボラによると、離婚理由は皆実の浮気だった。休みを合わせてラスベガス旅行を計画した際、先乗りしていた皆実がバーで出会った女性に一目ぼれ。皆実は「一夜の恋に落ちてしまいました」と振り返る。デボラは「翌朝、部屋に入ってベッドの2人とはち合わせ。即刻離婚してやったわ~」とワインを飲みほした。

 ドラマ終盤、皆実とデボラは夜景の見えるバーでお酒を交わす。デボラは、「ベガスであなたと寝ていた女が、3年前にスパイ容疑で逮捕された。つまりあれば、FBI特別捜査官だったあなたに仕掛けたハニートラップだったみたいね。お酒に睡眠薬を混ぜて、翌朝関係を持ったと思わせる手口」と、真実を告げた。

 しかし皆実は、「そんな古典的手法にやられるとは、お恥ずかしい限り」と多くを語らない。デボラは「でも、あなたが気づかなかったとは思えない。あのとき、なんでちゃんと言い訳しなかったのか」と続けた。皆実は本当に当時の記憶がないと伝え、「どんな理由があるにせよ、あのとき君を傷つけてしまったことに変わりはありません。申し訳ない」と頭を下げた。

 さらに皆実は、デボラが両親のお墓の掃除をしてくれていたことに気づいていた。「あの墓石まで迷いなく歩いて来る足音を聞いて、君は何度も来てくれていたのだとわかりました」と、デボラの思いを理解している皆実。「デビ、君は同情ではなく、愛情で結婚してくれました。そして今も変わらず、こうして接してくれている。いつも本当にありがとう」と感謝を伝える。皆実の言葉に思わず笑みがこぼれたデボラは、「そーいうところがズルいのよね~」とグラスに乾杯した。

 2人の関係にSNS上では、「元ワイフだけど今も家族なんですね」「絶対素敵な夫婦だったに決まってる!」「お2人ともお互いに希少で大事な人のようです」と、好感が寄せられている。

次のページへ (2/2) 【写真】木村多江演じる“デボラ”の姿
1 2
あなたの“気になる”を教えてください