孫正義氏、コロナ対策の「出口戦略」に踏み込む 「自粛には政府の早期徹底した補償を」
ソフトバンクグループの孫正義社長が10日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス感染症の対策について、「EXIT戦略(出口戦略)」の提言を公表した。
ツイッターで提言「感染第2波との戦い、基本はテストと隔離」
ソフトバンクグループの孫正義社長が10日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス感染症の対策について、「EXIT戦略(出口戦略)」の提言を公表した。
緊急事態宣言が延長され、ここにきて俎上に載せられ始めてきた「出口戦略」について、孫氏は踏み込んだ。投稿でまず、「EXIT戦略、感染第2波との戦い、基本はテストと隔離」と、第2波を想定したうえでの基本的な考え方を示した。
そのうえで、「PCRテスト、抗体テスト、抗原テストの併用を適材適所で。隔離は重軽症レベル別」として各種の検査態勢と治療方針の見解を示した。
孫氏はかねてから医療用防護服の独自調達に取り組んでおり、「医療従事者を守る為の防護具。最後はワクチンと治療用抗体だと思います」と強調。
経営者だけに、自粛要請と経済活動についても触れ、「自粛には政府の早期徹底した補償を」と訴えた。