俳優・神木隆之介が、主演を務めるNHKの連続テレビ小説『らんまん』（月～土曜午前8時）。江戸末期に生まれ、激動の時代に、草花を愛し、夢に向かって人生をまっすぐに歩んだ植物学者・槙野万太郎（神木）の生涯を描くオリジナル作品。第8週では東京大学に通いはじめた万太郎が日本中の植物の名を明かし植物図鑑を作りたいという目標を見つける姿が描かれた。寿恵子（浜辺美波）との関係も気になる。29日から始まる第9週はどうなるのか。見どころを紹介する。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると第9週は、植物図鑑を作りたい、という夢を掲げた万太郎は、その第一歩として、植物学雑誌の出版を目指していたという流れ。一方、寿恵子は元薩摩藩士の富豪・高藤（伊礼彼方）から誘いを受け、舞踏練習会に参加することに。そして、万太郎も田邊教授の誘いで高藤家のサロンへ行ったところ、ばったりと寿恵子と出会うという。

　田邊から植物学雑誌を作ることの許しを得られたものの、どうも頭の中から寿恵子のことが離れず、仕事に身が入らなくなってしまった万太郎。長屋の住人である、りん（安藤玉恵）、えい（成海璃子）、ゆう（山谷花純）の3人の女性に励まされ、万太郎は自分の気持ちを伝えようと白梅堂へ向かうが……という展開とされる。

　寿恵子の前に現れた高藤。万太郎を含めた今後の3人の関係が楽しみ。万太郎はちゃんと気持ちを伝えられるのか注目だ。