松田龍平、ポテチ片手にゲーム三昧「これは役作りなんだ」 ドラマで引きこもり役
俳優の松田龍平が23日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 0.5の男』(午後10時)の完成報告会に沖田修一監督とともに出席した。
『連続ドラマW 0.5の男』で沖田修一監督と7年ぶりタッグ
俳優の松田龍平が23日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 0.5の男』(午後10時)の完成報告会に沖田修一監督とともに出席した。
松田が沖田監督とタッグを組むのは、2016年公開の映画『モヒカン故郷に帰る』以来、7年ぶり。「沖田さんと久しぶりにできて幸せ」と喜びを伝えたが、「15年ぶりでしたっけ?」と勘違い。沖田監督は「7年ぶりだよ。15年だと倍以上(笑)」と苦笑いだった。
松田は「沖田さんと久々にできるのはうれしい気持ち反面、プレッシャーだった。『モヒカン故郷に帰る』がめちゃめちゃいい映画で、いい気持ちにさせてもらった。だから、どういうアプローチができるのか撮影前はドキドキだった」と抱いていた思いを吐露した。
本作はオリジナル脚本のホームドラマ。実家暮らしの40歳のひきこもり男・雅治が、家の建て替えをきっかけに、妹家族と2.5世帯住宅に住むことになり、生活が一変。家族のゴタゴタに巻き込まれながらも、少しずつ新しい自分になっていく……というストーリー。
引きこもりで、家族のはみ出し者を演じた松田は、「ゲームしながらポテチ食べる生活をしていて、『これは役作りなんだ』と思いながら。めちゃめちゃ幸せだなって。念願かなった。先のことを心配しないで、幸せという名のぬるま湯に浸かっていた」とニヤリ。
撮影現場では、甥っ子・蓮を演じた子役と仲良しに。松田が「蓮とわちゃわちゃして単純に楽しかった。囲碁があったけど、わからなかったからおはじきにして遊んでいた」と話すと、沖田監督も「家族みたいで面白かった」と笑顔で振り返った。
同ドラマは28日スタート、全5話。