フジテレビで放送されている人気テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編（日曜午後11時15分～）の第7話が21日に放送された。本編で登場した上弦の鬼・半天狗の分身の鬼となる憎珀天（ぞうはくてん）を声優の山寺宏一が担当していることが発表された。

　原作単行本全23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』を原作としたアニメ『鬼滅の刃』。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎　立志編』の放送を開始し、20年10月に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開。

　そして、21年10月から放送された『テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』、同年12月から放送された『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』に続く、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』が放送されている。

　憎珀天は、刀鍛冶の里に突如襲撃してきた上弦の肆（し）・半天狗（はんてんぐ）が分裂した鬼である積怒（せきど）が、可楽（からく）、空喜（うろぎ）、哀絶（あいぜつ）を吸収した姿。

　憎珀天役の山寺宏一は「ずっと見ていたので、憎珀天を演じることができて本当にうれしかったです。収録は花江くんたちレギュラー陣と一緒だったのですが、その集中力のすごさに圧倒されました。人気作が生まれる要因の一つを見た気がします。憎珀天を違和感なく演じられるか不安でしたがとにかく精一杯演じました」とコメントした。

　放送終了後SNSでは「めちゃくちゃかっこいい」「山ちゃん、ここできたー！」「あのレジェンドが！」「神回確定」などと驚きの声があがり、ツイッターでは「#山ちゃん」がトレンド1位となっていた。

　第2弾キービジュアルは、主人公の竈門炭治郎（かまど・たんじろう）と竈門豆子（かまど・ねずこ）、時透無一郎（ときとう・むいちろう）、甘露寺蜜璃（かんろじ・みつり）、不死川玄弥（しなずがわ・げんや）が桁違いの強さを誇る上弦の鬼との戦闘の激しさを感じさせるダイナミックなビジュアルに仕上がった。