俳優の佐々木蔵之介が22日、都内で行われた『第90回 日本ダービー』PR発表会に、見上愛とともに出席。会社員と劇団員を両立していた時代を振り返った。

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　大学卒業後、新大阪にある会社に就職した佐々木。劇団の活動も続けており、サラリーマンと劇団員を両立していた。就業後に劇団の稽古に参加していたが、上司から「一杯行こう」と誘われることもあったという。「飲んでから『ちょっと稽古あるんで』って神戸大学の稽古場に行っていた。若干顔を赤くして……」と稽古にほろ酔いで参加していた。

　台本のせりふは「会社のトイレの中や、資料室で覚えたりしていましたね（笑）」と“二足のわらじ”ならではの苦労も。また、京都に住んでいたため、会社を遅刻しそうになると「新幹線に乗っていた。乗車券は持っているから660円の特急券を買って、新幹線には何度も救われました」と明かした。

　先輩の苦労話を聞いた見上は「体力がすごい」と驚き。佐々木は「大阪と京都と神戸。三都を巡っていた。三都物語でしたね（笑）」と懐かしそうに語った。

　3歳馬の頂点を決めるG1レース、『第90回 日本ダービー』が、5月28日に東京競馬場にて開催される。

　この日のイベントでは、これまでの『日本ダービー』をおさらい。2000年代の話題になると、見上が「2000年生まれなんです。幼い頃の記憶がうっすらある」と話すと、佐々木が「つい最近ですよね？」と時の流れの早さに目を丸くしていた。