SixTONES・松村北斗、なにわ男子・西畑大吾 連ドラ初共演で“探偵相棒”としてW主演
SixTONESの松村北斗(27)となにわ男子の西畑大吾(26)がドラマ初共演でダブル主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(土曜午後11時)が、7月にスタートすることになった。10日、同局が発表した。
7月スタート、テレビ朝日系連続ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』
SixTONESの松村北斗(27)となにわ男子の西畑大吾(26)がドラマ初共演でダブル主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(土曜午後11時)が、7月にスタートすることになった。10日、同局が発表した。
同作は作家・青崎有吾氏が上梓した同名タイトルのシリーズ小説が原作の本格ミステリードラマで、松村は巻き毛と黒のタートルネックが特徴の「【不可能】専門探偵」の御殿場倒理(ごてんば・とうり)を演じる。密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリック=【HOW】の解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す「変人」でもある。
一方、西畑が演じるのはスーツ姿の「地味眼鏡」こと、「【不可解】専門探偵」の片無氷雨(かたなし・ひさめ)。得意分野はダイイングメッセージや現場の遺留品などから、動機や理由=【WHY】を読み解くこと。社会性に欠ける倒理とは違い、常識的な性格も持ち味。そんな2人は相棒にしてライバルの関係で、いがみ合いながらも、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」のダブル探偵、共同経営者として手を取り合い、次々と奇妙な難事件に挑んでいく。
メガホンを取るのは、『トリック』(2000年~)、『ケイゾク』(1999年~)、『SPEC』(10年~)をヒットさせてきた堤幸彦監督で、テレビ朝日系では『トリック新作スペシャル3』以来9年半ぶりに手掛ける作品になる。大役が決まり、松村と西畑はそれぞれがコメントを発表した。
○松村北斗
――今回の主演オファーを受けたときの率直な気持ちは。
「普段の僕自身と比べると、倒理はすごくカッコいい男。何とも関係を切り難い“不思議な相棒”がいる設定も、昔から憧れていたドラマの世界の匂いを感じて、すごくワクワクしました。テレビ朝日のドラマに出演するのは初めてですが、今回はSixTONESのメンバー・京本大我も以前お世話になって、『僕も出てみたいな』と思っていたオシドラ枠のドラマ。だからこそ、今後も呼んでいただけるかは今回にかかっているな……とドキドキする自分もいて……。実を言うと、プレッシャーも感じています(笑)」
――【不可能(HOW)】専門探偵・御殿場倒理を、どのように演じていきたいと考えていますか。
「周りからは、僕が演じるのがイメージできる役柄だと言ってもらえましたが、自分が思う自分とはだいぶ釣り合わない感じがする役です。僕は彼ほど傍若無人に振る舞えないし、頭を猛スピードで回転させながら話すこともできない。なので、どれだけ『自分だったら…』という想像を排除して演じるかが大事になるなと感じました。企画書でタートルネックを着ている役だと知って、夏ドラマなのに……と、ギョッとしましたけど(笑)、スーツ姿の(西畑)大吾と“ちょっと汗だくの2人”で頑張ります!』
――西畑大吾さんとはドラマ初共演にしてダブル主演。西畑さんの印象は。
「所属グループのカラーも真逆ですし、まさか一緒に何かを作ることができると思っていなかったので、すごくうれしかったです。大吾は事務所の後輩にあたりますけど、気づいたときには関西ジャニーズJr.でトップを走っていたので、『カッコいいな!』と思っていました。そんなこともあって、自分が先輩という感覚もないし、バディ役も自然と演じられるんじゃないかと感じています」
――西畑さんに対して「自分が勝つのは“不可能”かも」と思う要素を教えてください。
「大吾は僕と違い、決めるところは決め、崩すところは崩す。メリハリを付けられるタイプなんです。そこはちょっと勝てなさそうだなって、ずっと思っていました。今回の現場では切り替え術を見習いたいです」
――共演中に解き明かしたい「西畑さんの“不可解”な謎」はありますか。
「大吾は完璧に近い人という印象があるんですよ。なので、『それは苦手なんだ!」とか、『そこに対してちょっと嫌な気持ちがあるんだ』といった人間臭い要素を勝手に見つけたいです』
――これからバディを組むにあたり、西畑さんに伝えておきたい「ご自身のトリセツ」は。
「急に黙ったり、話し掛けなくなることがあるけど、全然嫌いじゃないし、怒ってもいないから! 誰かに気を配りながら何かを考えることができないだけなので、『ヤバい、ピリッとしてる……』と思わないで(笑)。あと、むくんでない日は『あ、むくんでないですね』って言ってくれたら、めちゃくちゃうれしいです」
――今回は堤幸彦監督とも初タッグです。
「僕はお芝居の経験が多いわけではないので、この作品に取り組むにあたって、すごく不安もあったんです。でも、リードしてくれるのが堤監督だと聞いて、すごく安心感を覚えました。堤監督は『いつかご一緒したい』と考えて当たり前だと思うほどの方。今すごく喜びを感じています。監督は現場でムチャブリもされるそうですが(笑)、必死に食らいついていきたいです」
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
「この作品は人間関係もすごく面白いですし、事件のトリックやミステリー部分に関しても、すごくワクワクしたり、頭をひねらせたりしながら見ていただけると思います。『来週も見たい! 早く見たい!』と思ってもらえるような作品にするよう、僕らも頑張るので、ぜひ放送まで楽しみに待っていてください」
○西畑大吾
――今回の主演オファーを受けたときの率直な気持ちは。
「実は僕、なにわ男子がデビューする前年、士気を高めるために、SixTONESさんのデビューシングル『Imitation Rain』を買ったんです。そんな尊敬するグループに所属する(松村)北斗くんとダブル主演だと聞いて、すごくビックリしました。さまざまな役を演じてきた北斗くんとご一緒できるなんてすごく光栄だなと思って、胸が高鳴りました。オシドラサタデー枠で放送された『コタローは1人暮らし』などで経験を積んできた中、『テレビ朝日さんにも認めてもらえたんやな(笑)』と思いますし、最後まで全力で駆け抜けたいです」
――【不可解(WHY)】専門探偵・片無氷雨を、どのように演じていきたいと考えていますか。
「『地味眼鏡』と呼ばれる氷雨くんはすごく常識人。僕自身もなにわ男子の中では常識人の方なので、ちょっと、似てるのかなと思います。実は物語が進んでいくにつれ、氷雨くんのちょっと変な部分も出てくるんですけど、そこも似ているんですよね。ただ、僕自身は推理に関しては苦手(笑)。なので、推理部分では氷雨くんを頼りながら、頑張っていきたいです。ちなみに氷雨くんは、夏に向けてクールビズを知らないスーツ姿(笑)。タートルネック姿の北斗くんと一緒に、作品に対する熱と物理的な熱の両方を持ちながら、撮影に臨んでいこうと思います」
――松村北斗さんに対して「自分が勝つのは“不可能”かも」と思う要素を教えてください。
「僕は北斗くんに対してクールで物静かなイメージを持っていたんですけど、グループで活動されている時の北斗くんはものすごく話すし、結構ボケたりもするんですよ。その“うれしいギャップの大きさ”には勝てないなって思います。僕はなにわ男子ではツッコミ担当なので、今回の現場でも北斗くんのボケを全部拾えるようにしたいです」
――共演中に解き明かしたい「松村さんの“不可解”な謎」はありますか。
「お仕事をされているときの北斗くんは知っているんですけど、プライベートではどんな感じなのか知らないので、ちょっとだけでも垣間見られたらいいな。休憩中も人間観察をしていきたいと思います」
――これからバディを組むにあたり、松村さんに伝えておきたい「ご自身のトリセツ」は?
「僕は真面目だと思われがちですけど、結構変な人なんです。深夜に近づくにつれ、なぜかちょっと元気になったり、逆にめっちゃだるそうにしてたり……。典型的なAB型だと思っていただければ。あと、僕もむくんでない日は『むくんでないね』って言ってほしいです(笑)。もしよければ、一緒に早めに現場に入って、朝一で電気鍼を使って引き締めましょう。
――今回は堤幸彦監督とも初タッグです。
「企画書で堤監督のお名前を見て、普通に声に出して『すごっ!』って言っちゃいました。『トリック』や『SPEC』など、僕も大好きな作品を手掛けられた方で、いつかはご一緒したいと思っていましたから。現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。監督のムチャブリにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします」
――最後に視聴者へメッセージを。
「普通のミステリーとはもうまったく一味違う作品になっております。不可能と不可解、HOWとWHYがすごく絡み合っていく回もあれば、倒理と氷雨の関係性が垣間見える回もあるので、楽しみに待ってくださると幸いです。僕たちのバディ感も、ぜひとも楽しみにしていてください!」