嵐の松本潤が徳川家康役で主演しているNHK大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）の第17話が7日に放送された。タイトルは『三方ヶ原合戦』。織田信長が家康に寄せる期待と武田軍VS徳川軍の激突が描かれた。

（※以下、ドラマの内容に関わる記述があります）

　軍事力で勝る武田軍は徳川の拠点を次々と制圧し進撃を続けていた。打つ手のない家康は、織田信長（岡田准一）の本軍が加勢に来るまで浜松城に籠城することを決断した。だが、浜松に攻め入ってきた武田本軍は浜松城を素通りし西へ向かう。このまま武田軍を行かせれば遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。瀬名（有村架純）ら家族のいる岡崎城にも危険が迫る。籠城を続けるか、追うべきか。織田の援軍と家臣が内輪もめする中、家康は究極の選択を迫られる。

　家康は、三方ヶ原から祝田（ほうだ）に下る道が崖で狭いため背後から攻撃すれば勝てるチャンスがあると考えたが、予想に反して武田軍は反転。三方ヶ原で待ち伏せしていた武田本軍の攻撃により結局、徳川軍は大勢の兵力を失い惨敗した。鮮やか過ぎる武田信玄の策略は見事というほかなかった。

　一方、視聴者は武田軍との激突を覚悟した家康が信長と語り合うシーンに反応している。家康が信長に5000人の援軍を直訴するが、信長は3000人の数を譲らない。家康が目を潤ませながら「徳川と織田は一蓮托生であることをどうかお忘れなく」と懇願する際のやりとりがまるでラブシーンのように映ったようだ。信長は家康のほっぺをむぎゅむぎゅとつねり、次いで肩と首をギュッと抱き寄せ「オレとお前は一心同体。ずっとそう思っておる」とささやいた。こんなボディータッチに視聴者はネットで「完全にラブシーンにしか見えない信長と潤んだ瞳の家康」「今週も2人のラブシーンあって良かった」「信長と家康2人のシーンはどうにも色っぽ過ぎていつも目のやり場に困ってしまう」「至近距離で見つめ合い別れを惜しむように絡み合う視線。もう完全に両想い」「一心同体…初めてはっきり好きだと信長さまに言われたね。頑張ろう、殿」などと盛り上がっている。