【ラストマン】吉田羊演じる佐久良主任 ラストシーンに視聴者「抜かりなくてびっくり」
俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第3話が、7日に放送された。
大物俳優の妻の思惑に「“女性怖いぞ回”でした」
俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第3話が、7日に放送された。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、脚本家・黒岩勉が描く1話完結の完全オリジナルドラマ。福山演じる全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)と、大泉演じる警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)がバディを組み、事件を解決していく。
心太朗とバディを組んで立て続けに事件を解決に導いた皆実は、捜査一課に正式配属となった。そんな中、お騒がせ俳優の本条海斗が殺害された。捜査一課には、心太朗の元恋人で検挙数トップのチームを率いる佐久良円花(さくら・まどか/吉田羊)主任が。これまで皆実に手柄を取られていた佐久良は、今まで以上に捜査にまい進する。
本条の第一発見者である大物俳優の羽鳥潤(石黒賢)は、人気刑事ドラマで主演を務め、妻で元人気女優の千晴(映美くらら)との間には幼い息子がおり、「ベストダディ賞」や「憧れの夫婦賞」を受賞するほど好感度が高かった。一方、羽鳥のドラマ共演者の女優・篠塚真菜(山下リオ)と、ドラマプロデューサーの風間みどり(3時のヒロイン・福田麻貴)は、本条から金を無心される電話を頻繁に受けており、取り調べを受ける。そんな中、羽鳥が突然、本条の殺害を自供した。
佐久良は自供をもとに羽鳥の逮捕を進めようとするが、皆実によって真犯人があぶり出された。愛妻家のイメージが強い羽鳥は、実は篠塚と風間と不倫していた。不倫をネタに本条から恐喝されていた風間が本条を殺害。その罪を羽鳥になすりつけ、「自首しなければ不倫をバラす」と脅していたのだった。
夫の不倫を知った千晴は、皆実と心太朗に「事件の詳細は私がすべて承ります。もう何を聞いても驚きません。洗いざらい話してください」と堂々とした面持ちで向き合った。千晴は夫に代わり一家の大黒柱として女優復帰した。
同席していた佐久良は、「本当はご存知だったんですよね、ご主人が不倫していたこと」と千晴に問いかける。佐久良は事件の1年前の通話記録を調べたといい、千晴が本条と電話していたことを突き止めていた。それ以降、本条から篠塚や風間に頻繁に電話が入るようになっていた。
佐久良は、「あなたは、2人がご主人と不倫していることを知って、本条を使って困らせようとしたのではないですか。結果、それが殺人へとつながった」と尋ねた。しばらく一点を見つめた千晴は、「だとしても、なんの罪にもならないですよね。不倫だなんだと世の中が騒いでも、それは私たち夫婦だけの問題です。あなた方には関係のない話です」とクールな表情で言い切り、「家族のために、稼がないといけないので」と笑顔を見せ、颯爽(さっそう)と撮影に向かった。
真犯人を導き出したのは皆実&心太朗ペアだったが、殺人につながるきっかけを見抜いた佐久良。SNS上では「さくらさんが抜かりなくてびっくりでした」「最後のさくらさんの逆襲なんかニヤッてした。皆実さんには出来ない捜査方法」「ここにきてラストは佐久良主任が決めたな」といった声が。また妻・千晴の思惑に、「千晴さん、つえー!」「女性は怖い、そしてしたたか、ということがよく分かった」「“女性怖いぞ回”でした」といった感想も見られた。