ブアカーオ、10年ぶり日本のリングでRIZIN初参戦の安保瑠輝也とドロー決着
第10試合では40歳のブアカーオ・バンチャメーク(タイ)がRIZIN初参戦の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と戦い、ドロー(30-30、30-30、29-29)に終わった。日本での試合は10年ぶりだった。
ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継
格闘技イベント「RIZIN.42」(2023年5月6日、東京・有明アリーナ=ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第10試合、70キロ契約 RIZIN キックボクシングルール 3分×3R
第10試合では40歳のブアカーオ・バンチャメーク(タイ)がRIZIN初参戦の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と戦い、ドロー(30-30、30-30、29-29)に終わった。日本での試合は10年ぶりだった。
ブアカーオは2000年代にK-1 MAXで活躍。K-1 WORLD MAX 2004・2006の王者であり、現在も第一線で戦いを続けている“ムエタイレジェンド”だ。昨年8月には三浦孝太とエキシビションマッチ。全く寄せ付けず、3R・TKO勝利を収めていた。
安保の素早い攻撃に翻弄されるブアカーオ。ボディーで終わる4連打撃を何度も被弾していた。相手がローキックを空振りすると軸足蹴り。基本に忠実な動きだった。
徐々にエンジンがかかりはじめる。2Rには左ミドルをクリーンヒットさせ、プレッシャーをかける展開が続く。距離を詰めようとし、安保のジャブを被弾するという瞬間もあった。
最終R、安保は確実にペースが落ちる。プロキャリア239勝24敗のブアカーオは衰えを知らない。常に圧をかけ続け、一歩も引かない。一発一発重い打撃を放っていった。
9分間、両者の攻撃は止まることなかった。結果は30-30、30-30、29-29でドローに終わった。
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【動画】被弾しながらも安保にプレッシャーをかけるブアカーオ