ブアカーオ、解説席に座る戦友・魔裟斗に見せたい姿「自分のスタンダードは落ちていない」【RIZIN】
格闘技イベント「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)の試合前インタビューが4日、都内で行われた。かつて魔裟斗を苦しめたブアカーオ・パンチャメークが初参戦のRIZINの舞台を前にインタビューに応じた。
10年ぶりの試合の相手は安保瑠輝也
格闘技イベント「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)の試合前インタビューが4日、都内で行われた。かつて魔裟斗を苦しめたブアカーオ・パンチャメークが初参戦のRIZINの舞台を前にインタビューに応じた。
レジェンドが日本に帰還した。落ち着いた様子のブアカーオは「日本に帰ってきて10年ぶりの試合になります。日本のこの雰囲気がすごく懐かしくてまたここで戦いたいと思ったのですごくうれしいです。すごく良い準備ができました。体調も体重も問題なくすごく良いコンデションです。リングの上で最高のパフォーマンスを見せます」と調子が良いことをアピール。
対戦する安保瑠輝也については「油断はできないと思っていて、勝つためにきちんとしたプランを練ってきております」と敬意を示した。
一方の安保はこの日、ブアカーオに対し「俺レベルの攻撃を受けたことない」と豪語。これについて問われると「彼が何を言ってもそれは自由。自分は彼を超える数多くの経験がある。その中で本当に強い選手、すごい選手はいっぱいいて自分は多くの挑戦をしてきました。そのように自負しています」と口にした。
さらに「自分がリングに上がり続けている理由は、強い選手と戦いたいというのが1番にある。自分より強くないなど言われている選手とやっても全然意味がないと思っています」と安保の発言を歓迎するかのような発言をしていた。
ブアカーオは現在40歳、対して安保は27歳。不利にも思える年齢差はむしろ有利であると余裕の表情を見せた。
「彼と比べても経験がかなり豊富。試合のなかでどのように戦ったらいいという知識やテクニック、相手のテクニックに対する対応の仕方は相手が上回るものを持っていると思っています」
今回の試合では、かつて戦った魔裟斗が解説席に座る。ブアカーオは「昔から一緒に戦ってきた仲間です。自分が今でもまだ戦い続けている姿、自分のスタンダードが落ちていないということを見せたい」と笑顔で語った。
対戦可能性について問われるとうなずいていた。