母親が“娘のお下がり”ランドセルを普段使いのリュックに…6年使用でいい味に絶妙変化
娘のランドセルをハンドメード、その後、小学校卒業とともに“娘のお下がり”を使うことになったという母親の投稿がネット上で話題を呼んでいる。福岡・福津市で生き物をモチーフとした革製品などの販売店を営むcokeco(@cokecoleather)さん夫婦に、ハンドメードランドセル製作の経緯と、本来の役目を終えたランドセルの今後について聞いた。
福岡・福津市で生き物をモチーフとした革製品などの販売店を経営
娘のランドセルをハンドメード、その後、小学校卒業とともに“娘のお下がり”を使うことになったという母親の投稿がネット上で話題を呼んでいる。福岡・福津市で生き物をモチーフとした革製品などの販売店を営むcokeco(@cokecoleather)さん夫婦に、ハンドメードランドセル製作の経緯と、本来の役目を終えたランドセルの今後について聞いた。
「娘が毎日使っていたランドセル、この春中学生になったのでお下がりを親が使うことにしました。エイジングが進んで茶色が濃くなり、少しクタッとして馴染んでます。普段使いのリュックとしてのランドセルセカンドステージの始まりです」
先月27日、cokecoさんが投稿した画像では、製作当時のパリッとした仕上がりから、6年の歳月を経て深い色合いとなったランドセルの変化が一目瞭然。「一生使いたいランドセルですね!」「娘さんが大事に使っていたからこそですね」と驚きと感動の声が寄せられている。
ハンドメードのランドセルを製作した経緯について、cokecoさんは「現在高校1年生の長男の入学にあわせてランドセルを製作したのがきっかけです。その後試作を重ねて現在の形になりました。曲線的で美しいラインが出るように心がけてデザインしました。もともと大人も子どもも使えるように考えて製作してます」と説明。ちょっと重いという難点はあったものの、息子も娘も6年間気に入って使ってくれたという。
気になるランドセルの今後については「子どものお下がりのランドセルは今後は親が使いつつ、店舗に展示予定です。数年後また子どもが使うこともあるかもしれません」とのこと。ランドセル選びについては「牛革のランドセルは重量もありますし、毎日使うお子様が気に入ったものを選ぶのが一番だと思います」とアドバイスを送る。
今月25~28日には、東京・新御徒町のギャラリーKARAKANA(@karakana_okachi)でグループ展に参加するといい、「海の生き物や植物をモチーフにした革製品を販売予定ですが、ランドセルも持っていきますのでちょっとどんなものか見てみたいなと思った方はぜひお気軽にご来場ください」と話している。