エレクトロニック・アーツが主催するバトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界大会「Apex Legends Global Series（以下ALGS）Year 3」の「PRO LEAGUE SPRIT 2」Week5（APAC North）が4月30日日に開催された。2度のチャンピオンを獲得し、総合4位に浮上して世界大会出場も決めた「Crazy Raccoon」の選手3人に、Week5の振り返りや、Regional Finalsに向けての思いなどについて聞いた。（構成＝片村光博）。

「ALGS」は、3人1組のチームバトル形式バトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界最高峰を決めるeスポーツ大会。プロだけでなくアマチュアの選手およびチームも参加可能で、今大会の賞金総額は史上最高額となる500万ドル（約7億円）となっている。

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――Week5の感想をお願いします。

Ras「いろいろ試したり、レジェンドも変えたりしながら、ようやく良い結果を残す方向に向かったと思いますし、とてもうれしいです」

Mainy「今回、プロに復帰して、初めて合宿という形でみんなと生活しながら練習をしたんです。これが思ったよりキツくて……。でも、やっぱりみんな顔が見えるからこそ、より早く成長できた気がしました」

Parkha「全体1位を取ろうと思って臨みました。レジェンドを変更して1位と2位を取ることができて、とってもうれしく思っています」

――Week5の自分たちの良かったところと、修正点は？

Ras「まず直すべきところは、（安全地帯に）入る途中に事故が多くて、倒されることがあったこと。もっと安定させることが重要だと思います。良かったところは、チームワークがどんどん良くなっていることで、ファイトも強くなったと個人的には思っています」

Mainy「Rasが全部説明してくれたので、個人としてダメだったところになりますが、体力が圧倒的に足りないです。この大会が終わったら、ちゃんと筋トレや運動をしようと思います」

Parkha「改善点は、今の構成にしてからの時間が足りなかったので、もうちょっといろいろなデータが欲しかったというところです。良かったところは、逆にデータが足りない中でも十分良い結果を手に入れられたこと。ただ、ストームポイントでは安置の予測があまり良くないところもあって、そこも反省点ですね」

――Week5で印象に残ったシーンは？

Ras「18キルでチャンピオンを獲った試合です。最後の方で（高台の上まで）駆け登って、すごく不利な状況から勝ったのが認象に残っています」

Mainy「自分もRasと同じ試合です。それ以外で印象に残ったところは、ドローンで敵を映すだけでみんな倒してくれるのが、ちょっと面白かったです」

Parkha「ワールズエッジで駆け登ってチャンピオンを獲ったシーンですね」

――Regional Finalsで警戒したいチームは？

Ras「20チーム全部恐ろしいんですが、NORTHEPTIONの火力はやっぱり注意しないといけないと思います」

Mainy「自分はどのチームというよりも、ホライゾンを入れているチーム全部。ちょっと怖いですね」

Parkha「警戒するチームはNORTHEPTIONです。現在（総合ポイント）1位でもあるし、アジアの中では相当強いチーム。一番気になるチームになります」

――ファンへのメッセージ、Regional Finalsへの意気込みをお願いします。

Ras「Regional Finalsでは優勝経験もあるので、その経験をちゃんと活かして、また1位を取りたいと思います。一生懸命応援してくれているファンの皆さん、本当にいつもありがとうございます。恥ずかしくない姿を見せられるように頑張りたいと思います」

Mainy「自分は体力的に貧弱なこともあり、（Regional Finalsで採用される）ポーランドルールは苦手なんですが、本当に死ぬ気で頑張って、ファンの皆さんにカッコいいところを見せられるように頑張ります」

Parkha「いよいよRegional Finalsになりますが、最後まで諦めずに頑張りたいと思います。いつも応援してくださる多くのファンに感謝しています。ありがとうございます」