「KISS」のジーン・シモンズ「お前は間違っている」ファンのマスク批判に怒り

ロックバンド「KISS」のベーシスト、ジーン・シモンズ氏が新型コロナウイルスの感染予防のためのマスク着用の重要性をツイッター上で促したところ、その効果を信用しない一部のファンと口論となっていたことが分かった。米テレビ局「ABCニュース」(電子版)が報じた。

ジーン・シモンズ氏【写真:Getty Images】
ジーン・シモンズ氏【写真:Getty Images】

「お前は間違っている」

 ロックバンド「KISS」のベーシスト、ジーン・シモンズ氏が新型コロナウイルスの感染予防のためのマスク着用の重要性をツイッター上で促したところ、その効果を信用しない一部のファンと口論となっていたことが分かった。米テレビ局「ABCニュース」(電子版)が報じた。

 事の発端は先週の土曜日、シモンズ氏がアビーさんという10代のファンに関する投稿をリツイートしたことにさかのぼる。元となった投稿では、アビーさんが同バンドのバンダナを顔に巻いた写真と共にそれによって身を守っている趣旨の言葉が添えられている。シモンズ氏はこの投稿を「アビー、ロックだな!」とリツイートしたのだが、ある1人のフォロワーが「布でできたマスクだと安全は保障されない。医療用のマスクだけが身を守ってくれる」と反応したのだ。

 これに対し、シモンズ氏は「お前は間違っていて、情報を誤って受け取っている。マスクの種類うんぬんで自分が守られるというのではない。マスクの着用は、咳などをしてしまった場合、自分の周りにいた人を守ることにつながるんだ」と応戦した。

 その他のフォロワーも反応する中、同氏はさらに「顔を覆うことだけがウイルスの拡散防止につながるわけではない。社会のプレッシャーといった、より心理的な要素が必要だ。顔をガードしていないなんて失礼な話。ナンセンスだね」と新型コロナウイルス感染防止に関する自身の考えを発信していた。

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