あんみつにウナギのたれの“あるある”ミス SNSでは“キツい言葉”も…投稿者「しんどそうやな」

砂糖と塩、薄力粉と片栗粉など、間違えて手に取りやすい食材は少なくない。食卓では、ついうっかりソースとしょうゆをかけ間違えてしまうことも。SNSでは、あんみつにあるものをかけてしまった男性の投稿に、「あるある」と同情の声が寄せられた。返信欄が大喜利状態になったツイートには、5.6万ものいいねが集まるなど、注目された。投稿した男性に聞いた。

いしかわ@FSM司祭さんが投稿した写真【写真:ツイッター(@u1ro_ishikawa)より】
いしかわ@FSM司祭さんが投稿した写真【写真:ツイッター(@u1ro_ishikawa)より】

安くておいしいあんみつを出し続けてほしい

 砂糖と塩、薄力粉と片栗粉など、間違えて手に取りやすい食材は少なくない。食卓では、ついうっかりソースとしょうゆをかけ間違えてしまうことも。SNSでは、あんみつにあるものをかけてしまった男性の投稿に、「あるある」と同情の声が寄せられた。返信欄が大喜利状態になったツイートには、5.6万ものいいねが集まるなど、注目された。投稿した男性に聞いた。

「♪お前を嫁に もらうまえに 言っておきたい ことがある」。シンガー・ソングライターのさだまさしさんのヒット曲『関白宣言』の歌い出しを引用し、日常のひとコマを投稿をしたのは、いしかわ@FSM司祭(@u1ro_ishikawa)さん。共に投稿した写真には、つやつやした黒豆がたっぷり入ったあんみつの横に、黒蜜と思わしき容器が置いてある。しかし「あんみつとウナギのたれを並べて置いてはいけない」という一文で、状況が穏やかではなかったことがうかがえる。

 男性は「いつも身の回りのどうでもいいこととかくだらないことを投稿しています。仕事がしんどいときとかに、日常ネタを投稿したSNSなどで救われたこともある」と語り、「私のネタで救われる人がいたらいいな」と思い、自らの失敗談を公表したという。

 投稿には「わたしもやりました」と経験者からの返事がちらほら。ほか、「麦茶と麺つゆも一緒に並べてはいけない、も追加お願いします」「アイスコーヒーとコーラ以上に危険ですね!」「これ、塩と砂糖でやった事ある」など、見た目が似ているもの同士の失敗談を公表する人も。返信欄は「祖父がとんかつにあんみつのタレをかけてあぁーっ!! と絶叫していた事を思い出しました」など、さまざまな感想が寄せられ大喜利状態になっていた。

 十人十色の反応を目にした投稿者は、「麦茶ボトルにめんつゆとか似たような体験してる人はたくさんいるなあというのと、こんなどうでもいい投稿でもやらせを疑ってキツい言葉を投げつけてくる人がいて、しんどそうやなと感じた」と吐露。間違えてウナギのたれをかけてしまったあんみつは、誤りに気付いた後に、ウナギのたれの上から、黒蜜をかけて食べたと振り返っていた。

 関白宣言ならぬ、完食宣言をした投稿者は、うなぎのたれを保管していた理由について「イワシとかサンマに粉付けて焼いてかけるとおいしいかば焼きになる。なんならそのために別買いするレベル」と食への深いこだわりを語ってくれた。容器に「黒蜜」と記載するなど、店に改善を求めるか聞いたところ、「お店の人には『こんなアホもいるけど、おたくは悪くないのでぜひそのまま安くておいしいあんみつを出し続けてください』という気持ちでいっぱいです」と東京・日暮里商店街の「三陽食品」で購入したという商品について、教えてくれた。

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