尾木ママ、“他県ナンバー狩り”を危惧 「とんでもない差別、選別を生み出すリスク」
教育評論家の尾木直樹氏が5日、ブログを更新。ネット上で話題となった“他県ナンバー狩り”について「排外主義の危険、犯罪ではないでしょうか?!」と危惧した。
「行政の行き過ぎない冷静な対応」を要望
教育評論家の尾木直樹氏が5日、ブログを更新。ネット上で話題となった“他県ナンバー狩り”について「排外主義の危険、犯罪ではないでしょうか?!」と危惧した。
一部で他県ナンバーの車に対して破壊行為を行う“他県ナンバー狩り”が行われていることが報じられ、ツイッター上でもトレンドに浮上するなど話題となった。
尾木ママはこの日、「各地で発生している県外ナンバーの車に対する暴力行為」、「これらすべて刑法犯罪ではないでしょうか」と指摘。「県境や新幹線改札口での検温検査も強制ではなくもっと工夫して実施しないと危険ではないでしょうか 少し心配ですーー」と記し、「感染への恐怖からこのような排外的な人権侵害や犯罪行為は私刑的発想を世間に広げてとんでもない差別、選別を生み出すリスクもあるのではないでしょうか?」と排外的な思想を助長してしまうのではないかと危惧している。
そして、「どうか行政の行き過ぎない冷静な対応 リードして欲しいものですーー」と行政機関がより明確な対策をすべきと論じた。