朝倉未来、1年4か月ぶりMMA戦に自信「もし負けたら仕方ない」「勝つことしか考えていない」

格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」の試合直前会見が27日、都内で行われた。前フェザー級王者の牛久絢太郎(K-Clann)と対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)が心境を明かした。

会見に登壇した朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇した朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】

牛久の“格闘技愛”発言に「僕の方が上かもしれない」

 格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」の試合直前会見が27日、都内で行われた。前フェザー級王者の牛久絢太郎(K-Clann)と対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)が心境を明かした。

 1年4か月ぶりにMMA戦を行う。現在の体重は69.5キロ。かなり調子は良さそうだ。試合2日前の心境については「ワクワクしている」と語り、牛久の印象は「“日本人”で強い選手」と口にした。また試合展開について問われると「俺がKOするんじゃないですかね」とあっさりしていた。

 SNSではプレッシャーを全く感じないと豪語してきた。そのわけを「やることをやってきた。もし負けたら仕方ないなというところまでやってきた。それと勝つことしか考えていないからですね」と穏やかに語る。

 また、期間が空いて金網に上がることを問われると「そもそも30戦以上戦っている。メイウェザー戦も9月にやっていて、何万人という舞台でもっとすごい選手と戦っているのでなんともないです」とうなずいた。

 今年で31歳になる。これまで宣言してきた「30歳で引退」を試合前の期間に否定。年齢的な衰えについて言及した。

「年齢的な部分は全く感じていないし、多分30歳を超えてから自分は強くなると最近は思っています。UFC王者とかは30代の人の方が多い」

 準備期間が長いことも良かったようだ。「今回は何より準備期間が長かったことでとても調子がいいです。体重を落とすための練習じゃなくて試合に向けた練習をしつつ体重を落とせた」と語った。

 対戦相手である牛久は公開練習時に「格闘技に対する思い」は未来より強いと語ってきた。

 そのことについては「格闘技に対する思いはどちらが上かは分からない。僕の方が上かもしれない。牛久選手が言っているのはひとつのことを真面目にやっている選手といろいろやっている中で格闘技をやっている選手の違いを言っていると思う。24時間練習できるわけじゃないし、僕の考えとしては、いろいろなことをやってメリハリをつけてやっていればいいと思うタイプです」と考えを明かした。

 勝てばこれまで舌戦を繰り広げてきた平本蓮との対戦機運も高まる。牛久との前から対戦を望む声が多いが「どっちでもいい。やることになっても俺の方が強い。そもそも俺はクレベル・コイケ(現フェザー級王者)とやりたい」と一貫して打倒クレベルを掲げた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください