岡田准一、綾野剛と念願の本格共演「覚悟を強いてくる役者さん」 綾野も喜び「目標だった」
映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露舞台あいさつが26日、都内で行われ、主演を務めた岡田准一をはじめ、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明らが参加した。
映画『最後まで行く』完成披露舞台あいさつに参加
映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露舞台あいさつが26日、都内で行われ、主演を務めた岡田准一をはじめ、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明らが参加した。
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2014年に公開された韓国の大ヒット映画を、藤井道人監督がリメイクした『最後まで行く』は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描く。
岡田と綾野は、映画『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』(2010年公開)で共演していたが、本格的に共演するのは本作が初めて。岡田が次々に災難が降りかかる刑事・工藤を、綾野が工藤を追うエリート監察官・矢崎を演じている。
岡田は13年前の映画『SP』を回想し、「これから売れる方ですと紹介いただいた。それから時がたって、時々知り合いを通じて『共演したい』と声をかけていただいた。それがやっと実現した作品になる」と喜んだ。
綾野も「『SP』のとき初めてお会いして、その時にかけてもらった言葉をずっと覚えている。成長した姿で准一さんと共演するのが目標だったので、この作品が叶えてくれてうれしかった」とほほ笑み。「准一さんへのリスペクトが役を通して漏れてしまわないかと心配だった」と語った。
岡田は、今回の綾野との対峙(たいじ)を振り返って「敏感になるように皮膚を剥いで現場に立っているような役者さん。覚悟を強いてくる役者さん。『よーいスタート』って言われたら本当に車をぶつけてきそう。『綾野じゃなくて矢崎なんでなにか?』みたいな、役柄として生きる覚悟がある。相手に覚悟を求める役者さんで、共演していい役者さんだなって思った」と絶賛した。
舞台あいさつには、リモートでメガホンをとった藤井道人監督も参加した。