RIZIN、違法動画の報告専用フォーム設置 試合映像をSNSにアップする行為は「著作権侵害とみなす」

格闘技イベント「RIZIN」が19日、「RIZINに関する試合映像等の違法アップロード・著作権侵害行為に対する対応及び違法動画報告専用フォームについて」と題し、公式サイトを更新。違法動画の報告専用フォームを設置したことを発表した。

RIZINの榊原信行CEO【写真:ENCOUNT編集部】
RIZINの榊原信行CEO【写真:ENCOUNT編集部】

試合映像の違法アップロードに警告「積極的にその責任を追及する」

 格闘技イベント「RIZIN」が19日、「RIZINに関する試合映像等の違法アップロード・著作権侵害行為に対する対応及び違法動画報告専用フォームについて」と題し、公式サイトを更新。違法動画の報告専用フォームを設置したことを発表した。

 はじめに「いつもRIZINをご観戦、PPVでご視聴いただき誠にありがとうございます」と感謝し、「現在、YouTubeやSNS(Twitter、TikTok、Instagram、他)等インターネット上に試合映像等が違法にアップロードされております」と現状を説明。その上で「RIZINの試合映像をYouTubeやSNS等インターネット上にアップロードすることは、いかなる場合であっても著作権侵害とみなします」とした。

 続けて、「RIZIN FF事務局では、試合映像等の違法アップロード、著作権侵害等の悪質な行為について監視・警告及び削除要求等の措置を行い、法的措置を含め積極的にその責任を追及する所存です」と方針を明らかにしている。

 さらに「RIZINでは、多くの選手がリング上で命を削り全力でぶつかり合い、たくさんの希望や感動、興奮を与えてくれています。我々は命を賭けて闘う選手たちとその選手をサポート、応援してくださるファンの皆様に支えられて大会を開催することが出来ております」と説明。「『RIZINをまた観たい』という皆様のご期待に応え、今後も最高のエンターテインメントをご提供し続けるためにも、違法アップロードされた動画、著作権を侵害する悪質な行為に対しては断固たる措置をとって参ります」と今回の決定に至った根拠を示した。

 最後に「ファンの皆様に勇気や希望、興奮そして感動を与える極上のエンターテインメントをご提供できるよう努めて参りますので、試合動画の違法アップロード、著作権侵害等の悪質な行為を見かけた方は以下のフォームでご報告の程、ご協力をお願いいたします 尚、該当する映像はご覧にならない様よろしくお願い申し上げます」と協力を要請した。

 なお対象となる映像/動画は大会や関連の映像(試合映像・入場/退場の映像・煽り映像などのクリエイティブ)。大会会場内での撮影は静止画のみで、動画の撮影は禁止されている。また、YouTube等の動画共有プラットフォームのほか、ツイッターやTikTokなどのソーシャルメディア・プラットフォームなども対象となる。

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