「なんでスウェーデンに…」北欧で発見した日本語の“湯飲み”に大爆笑 「吹きましたw」「圧倒的な存在感」
北欧の町でたまたま見つけたある物。思わず「なんでやねん!」とツッコミを入れてしまった!? 日本のビンテージ食器・雑貨業者が、スウェーデンで偶然発見した湯飲みの写真が反響を呼んでいる。海外でのほっこりエピソードについて聞いた。
日本食チェーン店「Sugoi」も…センス光る投稿が大バズリ
北欧の町でたまたま見つけたある物。思わず「なんでやねん!」とツッコミを入れてしまった!? 日本のビンテージ食器・雑貨業者が、スウェーデンで偶然発見した湯飲みの写真が反響を呼んでいる。海外でのほっこりエピソードについて聞いた。
「こっちのセリフや。なんでスウェーデンにあんねん」
ツイートに添付された1枚の写真。おしゃれでハイセンスなカップやティーポットがたくさん並んでいる。その棚の中に、1つだけ、異彩を放っているモノが……。「なんでやねん」と白文字で書かれた、黒い湯飲みだ。日本時間の今月8日に投稿されると、9.7万件以上のいいねを集め、閲覧数は429万件を突破している。
ネット上には「これは吹きましたw」「圧倒的な存在感ですね……」「まさに なんでやねん」「娘と一緒に拝見して、お腹抱えて笑いました(笑)」などの声が。多くのユーザーの笑いを誘った。
投稿したのは、北欧のビンテージ食器と雑貨のオンラインショップ「フクヤ」(fukuya北欧ヴィンテージ食器&雑貨 @Fukuya_20CMD)の担当者。商品の買い付けのため、スウェーデンとデンマークを訪れたという。
撮影したのは、スウェーデンの都市マルメのリサイクルショップ。「スウェーデンのリサイクルショップの多くは住民が不用品を無料で持ち込み、売り上げを寄付する慈善団体が行っています。ここも、その1つで、そういった事情からほとんどがガラクタなのですが、ごくまれに有名ブランドも混ざっています。この棚にもロイヤルコペンハーゲン、イッタラ、ホーンジーが密かに混ざって置かれています」と教えてくれた。
大事な仕事である海外への出張買い付け。緊張感のある中で、まさかの発見だった。この“なんでやねん湯飲み”を目にしたときの状況を聞くと、「関西弁ネーティブですので、アクセント正しく『なんでやねん』と脳内再生されました。一見楽しそうな仕事ですが、体力が必要ですし、精神的には緊張の連続です。この湯飲みが目に入った瞬間は一気に気持ちが和み、声を出して笑いました」。その楽しい思いのままツイートしたとのことだ。
日本語の湯飲みがポツンと置かれていた経緯がちょっと気になるが、「(スウェーデンのリサイクルショップでは)あくまで持ち込まれたものを販売しているだけなので、あまり意識していないと思います」。お店の人には特段聞いていないという。
スウェーデンで日本語を目撃する機会が他にもあったといい、「日本語事情はよく分かりませんが、日本食(主にすし)店は年々増えている感じです。そういった店には日本語が付けられていて、時にはなぜこれを、と思う店名もあります。例えば『Sugoi』というチェーン店は通りがかるたびに、『すごいな』と口に出さずにはいられません。今回は私と同じ名前(YOKO)というレストランを発見し、記念撮影してきました」。いい思い出ができたそう。
センス光る投稿は大バズリ。受け止めを聞くと、「日本時間の夜中に投稿したので見る人はそんなにいないだろうと思っていました。仕事柄普段からリプが多いため通知を切っているのと、その日はデンマークへの移動日のためずっと外にいたこともあり、現地時間の夜にあらためてアクセスしてビックリしました。何がこんなに笑いの琴線に触れたのか分からず、まさに『なんでやねん』の思いです」。関西人らしく、クスっと笑えるオチを付けてくれた。