ロバート馬場、車中泊の魅力を語る 浮かぶのはネタよりレシピ…芸人から「離れていっているかも」
お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之が7日、都内で行われたBS-TBS「走る別荘!車中泊の旅」(4月14日スタート、毎週金曜午後9時)の記者会見に出席した。
お笑い界屈指の“料理好き”が車中泊仕様の車で旅する新番組
お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之が7日、都内で行われたBS-TBS「走る別荘!車中泊の旅」(4月14日スタート、毎週金曜午後9時)の記者会見に出席した。
同番組では、お笑い界屈指の“料理好き”として知られる馬場が、車中泊仕様にカスタムされた車で全国を自由気ままに旅しながら、旅先でゲットした旬な食材を調理し、大自然を満喫しながら料理を堪能したり、芦名秀介(デカダンス)が家族をテーマにした車中泊の旅や、愛してやまないという秘湯・名湯を求めて旅に出る。
初回は3月上旬に西伊豆に行った様子が放送されるそうで「やっぱ持ってますね。快晴で富士山もめちゃくちゃきれいで、『世界の車窓から』って番組がありますよね。あれと同じレベルじゃないですかね。それくらい素晴らしい景色と素晴らしい料理なので、見るときに音声を切っていただいても大丈夫です」とコメントして笑いを誘い、「音を切っても見られるくらい、素晴らしい映像になっていると思いますので、ぜひ見てください」とアピールした。
また、普通の料理番組とは異なり、何を買っても、何を作っても、何品作ってもOKだそうで「初回放送は1時間なんですけど、料理を作りすぎて編集するのが大変だったと思います」とスタッフを気遣いつつ、「番組をやっているというよりはご褒美ですね。車中泊の旅をしながら勝手に撮ってくれて、勝手に放送してくれて、勝手にお金が振り込まれる。めちゃくちゃいい番組です」と声を弾ませた。
さらに、同番組をきっかけに、自身のワゴン車にもベッドをつけて車中泊仕様にするほど、車中泊にハマったそうで、旅をすることによって自身を見直したり、芸人として見つめ直したエピソードを尋ねられると「芸人だと不規則な生活をするので、昼に起きてラーメンを食べに行って、夜に飲みに行って1日が終わることもあるんですけど、車中泊すると夜に何もすることがなくなって、星を見ている間に寝る。朝は眩しくて起きる。その規則正しい生活をあらためてしてなかったんだなと思いましたね」としみじみと語り、「あと1人は楽しいですけど、1人で車中泊をすることによって、誰かと飲みに行くことも大事なんだなと思えますね」と吐露した。
加えて、最近、料理系の仕事以外、ほとんどしていないという馬場は、車中泊の旅がネタに還元されることはあるのかと追求されると「逆にどんどん離れていっているかもしれないです。料理のことしか考えていないので」と打ち明けて笑わせ、「ギャグとかネタは出てこないけど、車中泊をしていればギャグのように料理のレシピが出てくるので、それが心地よいです」と笑顔で語った。