尾木ママ、学校再開「小1・小6・中3優先」は憲法違反 再考求める
教育評論家の尾木直樹氏が2日、ブログを更新。学校再開に言及した。
「優先登校を政府が指示してはダメ」
教育評論家の尾木直樹氏が2日、ブログを更新。学校再開に言及した。
文部科学省は休校を解除する場合、小1・小6・中3を優先して登校させることを検討している。
感染リスクの軽減と受験などを考慮しての措置としている。
しかし、尾木ママは「1年・6年・中3優先登校を政府が指示してはダメ」と断言。
憲法の「全ての子どもは教育を受ける権利がある」、との原則に反しているとし、「学校再開するなら分散登校は全校(生徒)対象が当たり前です」と訴えた。
権利の阻害は、子ども成長にも影響すると指摘。
「子どもたちをひいきして、差別、選別するような登校方法は再考した方が」と、あくまで平等な対応を求めた。
コメント欄には「私も違和感がありました。なぜ特定の学年だけ? 他の学年は?」「学年を指定して優先するのは、偏りを感じます」「親からするとどの学年もとても大切で無駄には出来ない貴重な学びの時期なんです」と賛同の声が上がった。