新型コロナ“パンデミック”は1年半~2年間続く可能性、米・専門家が指摘
米国の大学が4月30日に発表した研究によると、専門家たちは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が18~24か月間続く可能性が高いと予測した。米紙「デイリー・ニュース」が伝えている。
米紙「デイリー・ニュース」伝える
米国の大学が4月30日に発表した研究によると、専門家たちは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が18~24か月間続く可能性が高いと予測した。米紙「デイリー・ニュース」が伝えている。
研究を発表したのはミネソタ大学で、新型コロナウイルスを過去のインフルエンザのパンデミックと比較した。専門家たちは、人口の3分の2がウイルスへの免疫を持たなければ、感染拡大は収まらないだろうとしている。
報告書では「(18~24か月間の)時間がかかる」とし、その理由に「人口における感染者数が比較的少なく、地域による感染率が大きく異なること」をあげた。
研究者たちは18世紀以降の8つの世界的なインフルエンザのパンデミックをもとに、結論を下したとしている。