鈴木ゆうか、17歳の時に渋谷スクランブル交差点でスカウト 反対の父も最後は「いいよ」
俳優の鈴木ゆうか(26)が4月クールのカンテレ・フジテレビ系『ホスト相続しちゃいました』(火曜午後11時)と日本テレビ系『春は短し恋せよ男子。』(月曜深夜0時59分)の2つのドラマに出演する。1月クールではテレビ東京系『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』にネズミと人間の二役を演じ話題となった。今、注目されている若手俳優の一人だ。デビューのきっかけは、現在はマスクのため難しくなっている街中でのスカウトだったという。
鈴木ゆうかインタビュー、ドラマ『ホスト相続しちゃいました』『春は短し恋せよ男子。』出演
俳優の鈴木ゆうか(26)が4月クールのカンテレ・フジテレビ系『ホスト相続しちゃいました』(火曜午後11時)と日本テレビ系『春は短し恋せよ男子。』(月曜深夜0時59分)の2つのドラマに出演する。1月クールではテレビ東京系『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』にネズミと人間の二役を演じ話題となった。今、注目されている若手俳優の一人だ。デビューのきっかけは、現在はマスクのため難しくなっている街中でのスカウトだったという。(取材・文=中村智弘)
『ホスト相続-』では男装ホストで人気を博す神童ルイ役を、『春は短し-』では主人公・青の姉でモデルとして活躍する紅役を演じる鈴木。芸能界に入ったのは高校2年生の時、当時17歳だった。スカウトされた場所は、東京・渋谷のスクランブル交差点。SHIBUYA109に向かって歩いている時に、声をかけられたという。
「前から歩いてきた人に突然、『すいません』と言われました。渋谷も慣れていなかったので、ちょっと怖かったです(笑)。その場では名刺と連絡先を頂いて、別れました」
これが現事務所からの最初のスカウトで、そのまま所属することになる。ただ、その後、現事務所の人から渋谷や竹下通りで3度も声をかけられたという。トータルで4度スカウトされたことになる。
「事務所の人に全然、覚えてもらえなかったですね(笑)。2回目、3回目に声をかけられた時には『もう所属しています』って言いました。スカウトの人も『ああ……』という感じで、なんか気まずい感じになりました(笑)」
以前にも別の事務所からスカウトはあったが、断ってきた。父親が芸能界入りに反対していたからだ。一体、どうやって父親を説得したのか。
「スカウトの方から名刺をもらう度に、何も言わずに自宅のテーブルの端にちょこんと置いておいたんです。お父さんへのアピールでした。無言の圧力です(笑)。それが効いたのかな。最後は『いいよ』って言ってくれました」
今は家族全員が芸能活動を応援してくれているという。
「お父さんは私の前ではテレビとか観ないんですが、あとで、お母さんが『観ていたよ』と教えてくれます。結構、家族みんな、照れ屋なので、直接『頑張れ』みたいなのはないんです。ボソッと言ってくれる(笑)。お父さんもたまに『面白かったよ』と言ってくれます。そういう応援はやっぱりうれしいですね」
家族の応援が俳優としての活力になっている。
□鈴木ゆうか(すずき・ゆうか)1996年10月1日、東京都出身。2014年、集英社『non-no』専属モデルとなる。同年年公開の映画『神さまの言うとおり』で女優デビュー。21年にテレビ東京系ドラマ『JKからやり直すシルバープラン』で初主演。その後も話題作への出演を経て、23年1月テレビ東京系ドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』で単独初主演を務める。他には日本テレビ朝の情報番組『ZIP!』で「流行ニュース キテルネ!」リポーターとしても出演するなど、多岐に渡って活躍。