鈴木ゆうか、新宿・歌舞伎町のホストを取材 男装ホスト役で新境地「勉強になりました」
俳優の鈴木ゆうかがカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』(18日スタート、火曜午後11時)で、男装ホスト・神童ルイ(しんどう・るい)を演じる。女性だからこそ女心を的確につかみ、イケメンな接客で人気急上昇中という役柄だ。どのような心境で役に挑んだのか、鈴木に聞いた。
鈴木ゆうかインタビュー、ドラマ『ホスト相続しちゃいました』で神童ルイ役
俳優の鈴木ゆうかがカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』(18日スタート、火曜午後11時)で、男装ホスト・神童ルイ(しんどう・るい)を演じる。女性だからこそ女心を的確につかみ、イケメンな接客で人気急上昇中という役柄だ。どのような心境で役に挑んだのか、鈴木に聞いた。
同ドラマは4月から新設された30分の全国ネット連ドラ枠「火ドラ★イレブン」の第1弾。俳優の桜井ユキが“歌舞伎町のホストクラブ”オーナー役で主演を務め、桜井を取り巻くきらびやかなホスト役を鈴木、三浦翔平、八木勇征、宮世琉弥らが務める。
鈴木が演じる神童は、心優しく控えめだが、己の信念を貫く芯の強さがある。女性が好きなこともカミングアウト済みだ。
「まず、ホストに行ったことがなかったですし、男装ホストというイメージも膨らまなくて……出演のお話を頂いた時は、難しそうな役だなと思いました。男顔でもないですし……。ホストについても、ちょっと怖い場所かなと思っていて、お酒を飲んで『イエーイ』みたいな印象でした(笑)」
ホスト役を演じるにあたり、共演者らと東京・新宿にあるホストクラブを取材に訪れたという。
「実際は全然怖い場所ではなかったですね。楽しくお話をして素敵な空間でした。コールの迫力がすごくて、驚きました。ホストの方はお話が上手で、いい気持ちにさせてもらいましたね(笑)。男装ホストの方ともお会いしましたが、距離感の縮め方とかすごく勉強になりました。私が演じるのはオラオラ系ではなく、アイドル系の王子様っぽい感じの役柄です」
ドラマでは個性豊かなホストたちが次々に登場。華やかで刺激的なシーンのほか、接客のプロ・ホストならではの「優しい癒し」の時間も描かれる。撮影の現場も和気あいあいとしているという。
「現場はめちゃくちゃ楽しいです。差し入れとか入ると、コールぽっく『〇〇さんから差し入れ頂きました。ヨイショ』みたいな声が上がるんです(笑)。みなさん、ホストに染まりつつあって、『ヨイショ、ヨイショ』という言葉が飛び交っています」
男装ホストの魅力をどう演じ切るのか、注目したい。
□鈴木ゆうか(すずき・ゆうか)1996年10月1日、東京都出身。2014年、集英社『non-no』専属モデルとなる。同年年公開の映画『神さまの言うとおり』で女優デビュー。21年にテレビ東京系ドラマ『JKからやり直すシルバープラン』で初主演。その後も話題作への出演を経て、23年1月テレビ東京系ドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』で単独初主演を務める。他には日本テレビ朝の情報番組『ZIP!』で「流行ニュース キテルネ!」リポーターとしても出演するなど、多岐に渡って活躍。