日テレ藤井アナは「まるで詩人」 現状コロナ禍を「緩やかな悪夢」との例えに共感の声

日本テレビの報道番組「news every.」は1日、新型コロナウイルスについての最新情報を伝えた。新型コロナ流行後、メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーは真っ直ぐなメッセージを日々送り続け、視聴者から賛辞の声が集まっているがこの日の放送でも“短スピーチ”を行った。

午後6時過ぎに藤井アナが送る言葉に視聴者は耳を傾けている

 日本テレビの報道番組「news every.」は1日、新型コロナウイルスについての最新情報を伝えた。新型コロナ流行後、メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーは真っ直ぐなメッセージを日々送り続け、視聴者から賛辞の声が集まっているがこの日の放送でも“短スピーチ”を行った。

 安倍晋三首相が緊急事態宣言が1か月程度延長となる見込みであることを話したニュースを伝えた後、午後6時10分過ぎから約30秒に渡り、メッセージを視聴者へ届けた。

「緊急事態宣言延長の流れの側で医療従事者はもう数か月働き詰めで先生たちは体力的にも精神的にも壊れてしまう寸前です。この先、延長の延長を呼び込まないためにもこのゴールデンウィークの皆さんのご協力が必要です。どうぞ天気が良いからといって不要不急、大切な行動以外はお控えください」

 緊急事態宣言の延長の方針が決まり、今後さらなる延長とならないように視聴者へ訴えかけたこのメッセージにネット上では「藤井アナの言葉が刺さる」、「藤井アナの言葉、毎度響くなぁ」とのコメントが集まっている。

 さらに、その後も藤井アナは、「今、自粛生活が長くなり、その苛立ちは意見の合わない人へ向けられています。しかし、誰もがコロナウイルスの終焉を願っていて、目標が同じであることを忘れてはいけません。私の友人は『こんな時のために医者になった』と話していますが、『このゴールデンウィークこそがヤマだ』と伝えてくれました。私は平日のみの担当なので今申し上げます。今週末の皆さんのご協力をお願いします。私もこの緩やかな悪夢から抜けたい1人です」とコメント。

 現状のコロナ禍を「緩やかな悪夢」と例えた。この“スピーチ”には「まさにそれ」、「まるで詩人」、「今日の藤井アナの言葉、本当にそうだよね」、「自粛警察は藤井アナの言葉を聞いてください~」との声があがっている。また、「藤井アナに週末会えないの寂しいなぁと思えてきてしまった」、「週末=藤井アナロス」との声も見られた。

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