市村正親、松尾芸能賞・大賞受賞 高々と足を上げ絶好調アピール「体調はバッチリです」

俳優の市村正親が29日、都内で開催された「第44回松尾芸能賞贈呈式」に出席。演劇ジャンルで大賞を受賞した市村は「74歳にして、もう一段大きな役者になりなさいという励ましだと思っています」と喜びの声を寄せた。多忙な日々を送る市村に報道陣から「体調は?」と聞かれると「もうバッチリです」と高々と足を上げて絶好調をアピールしていた。

贈呈式に出席した市村正親【写真:ENCOUNT編集部】
贈呈式に出席した市村正親【写真:ENCOUNT編集部】

今年2月には役者人生50年

 俳優の市村正親が29日、都内で開催された「第44回松尾芸能賞贈呈式」に出席。演劇ジャンルで大賞を受賞した市村は「74歳にして、もう一段大きな役者になりなさいという励ましだと思っています」と喜びの声を寄せた。多忙な日々を送る市村に報道陣から「体調は?」と聞かれると「もうバッチリです」と高々と足を上げて絶好調をアピールしていた。

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 1979年に、日本の伝統ある劇場芸能を助成、振興し、我が国独自の文化、芸能の保存及び向上に寄与することを目的とし設立された公益財団法人松尾芸能振興財団が、日本の文化・芸能の保存・向上に寄与した芸能出演者や演出・音楽・劇場芸能に高い技術を持つ人を表彰する「松尾芸能賞」。

 現在74歳の市村。今年2月には役者人生50年を迎えた大ベテランだが、2022年は自身の代表作であるミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」や「ミス・サイゴン」「スクルージ」の再演等、演劇界をけん引。2023年も「市村正親ひとり芝居『市村座』」は10回目の上演を迎えるなど、ますます精力的な活動を続ける。

 市村は「第19回で優秀賞をいただきまして、もう松尾芸能賞とは縁がないと思っていました」と笑うと「今回大賞をいただけることが決定して、何よりもうれしかったのが、優秀賞のときよりも、名前が大きくなったことです。僕は74歳になりますが、これはもう一段大きな役者になりなさいという励ましの賞だと思っております」と喜びを表現していた。

 贈呈式後に行われた囲み取材に出席した市村。報道陣から「改めて大賞を受賞したお気持ちは?」と聞かれ「俳優生活50年の節目に大賞をいただきまして、『あんたが大将』ってね」とギャグを飛ばすと、隣で優秀賞を受賞した天海祐希は爆笑し「大将について行きます」と笑顔を見せる。

 74歳にしてますます絶好調の市村。以前大病を患っているが、報道陣から「体調の方は大丈夫ですか?」と聞かれると、スッと足を天井に向けて高々と上げ「バッチリです」とアピール。さらに市村は「今日も贈呈式なので汗をかいた方がいいと思って、ヨガに行って、マッサージしてここに来ました。体を動かして、ケアして、汗をかいて飲んでというサイクルでやっています」と絶好調をアピールしていた。

<各受賞者は以下の通り>
■大賞<演劇>市村正親
■優秀賞<文楽>吉田玉男
■優秀賞<舞踊>山村友五郎
■優秀賞<演劇>天海祐希
■優秀賞<演劇>尾上菊之助
■優秀賞<歌謡>三山ひろし
■新人賞<琉球音楽>田渕愛子
■功労賞<演芸>林家正楽

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