インプレッサ盗難にオーナー悲痛「自分が初めて買った車」 犯人には「許せない」より「早く返してくれ」
愛車のスバル・インプレッサを盗難された滋賀のオーナーが情報提供を呼びかけている。
今は怒りより悲しみ…オーナーの悲痛な叫び
愛車のスバル・インプレッサを盗難された滋賀のオーナーが情報提供を呼びかけている。
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「身バレしてもいいけど今朝愛車のインプレッサが盗難に遭いました。今日の午前1時にあるの確認7時半に無くなってた。何か情報あればください」
24日、悲痛な思いで愛車の盗難被害を明かしたのは、ブラスト@炎統一(@blast1last)さんだ。
駐車場から愛車の1999年式インプレッサWRXGC8の姿が見えなくなった。
ブラストさんにとってインプレッサは特別な車だ。漫画「頭文字D」を読んで憧れ、免許取得後の2015年11月に購入した。「初めて買うのはこれって決めて自分が初めて買った車」で、以後長期にわたり大切に乗り続けている。
駐車場は屋外の平置きで、近くにマンションが建ち、ひと目にもつきやすい。「盗難対策はしていませんでした」という。深夜で人通りが少なくなった隙を犯人に狙われた可能性がある。
現在はSNSを中心に情報提供を呼びかけながら、個人でも懸命な捜索を続ける。「盗難されてからいろんな車屋や解体屋に情報を集めてもらい、自身も走り回って探しています」。警察にはすでに被害届を提出しているが、28日現在、有力な手がかりはない。
ネット上には「私も去年盗難にあいました。辛いですよね」「情報が集まり見つかることを祈ってます」「同じ滋賀です。現場で、あちこち行くんで見かけたら連絡しますね!」など多くの声が寄せられた。
自身が車を探しているわずかな間にも、別の車両盗難のツイートが流れ、自動車盗難が深刻な現状が浮かび上がる。ブラストさんは合間を縫って投稿をシェアし、「自分も愛車を盗難されてるのでめっちゃ気持ちは分かります。この方の愛車も見つかる事を願って拡散させていただきます。今はそれしか出来ない」と、拡散に協力している。
奪われてから時間との闘いと言われる自動車盗難。今はとにかく、一刻も早く愛車と再会したいという思いだけだ。
「犯人に対しては『許せない』より『早く返してくれ』っていう気持ちです」と、ブラストさんは訴えた。