クラシックカーイベントを企画した堺正章、WBC関連の質問に「何の関係が?」と逆取材 回答には納得

タレントで76歳の堺正章が企画したクラシックカーイベント『第1回SUPER MUSEUM』が26日、東京・六本木ヒルズアリーナで始まった。全国から世界的に希少な車20台が集結。俳優の唐沢寿明が所有するポルシェ356Aクーペ、慶応大自動車部のフォードA型、法政大自動車部の所有するジャガー3 1/2サルーンなども登場し、イベント関係者は「20台で総額約80億円の価値」と明かした。

クラシックカーイベントに登場した堺正章【写真:ENCOUNT編集部】
クラシックカーイベントに登場した堺正章【写真:ENCOUNT編集部】

東京・六本木で第1回SUPER MUSEUM開催

 タレントで76歳の堺正章が企画したクラシックカーイベント『第1回SUPER MUSEUM』が26日、東京・六本木ヒルズアリーナで始まった。全国から世界的に希少な車20台が集結。俳優の唐沢寿明が所有するポルシェ356Aクーペ、慶応大自動車部のフォードA型、法政大自動車部の所有するジャガー3 1/2サルーンなども登場し、イベント関係者は「20台で総額約80億円の価値」と明かした。

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 取材対応した堺は、自身のクラシックカー愛を語りながら、侍ジャパンが優勝を飾ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にも言及。「準決勝、決勝は朝から見ました。苦しんでいた村上(宗隆)選手を我慢して我慢して使っていく栗山(英樹)監督の姿に感銘を受けました。僕はどうしても監督目線で見てしまうので」などと語った。

 その後、堺は「えっ、この質問は(イベントに)何の関係が」と逆取材。質問者が「同じ『クラシック』ということで」とオチをつけると、「なるほど」と笑顔で納得していた。

 堺は芸能界屈指のクラシックカー好きで、この日は20台とは別に自身が所有する1948年式 マセラティA6GCSモノファロを持ち込んだ。クラシックカーにめり込んだきっかけは、イタリアで開催されているミッレミリアだという。かつて1927年~57年に開催されていた公道レースで、70年代にクラシックカーラリーとして復活した。堺は90年、イタリアに渡って現地でミッレミリアを観戦。その衝撃を「伝えていきたい」として企画したのがSUPER MUSEUMだという。

 主催は堺が代表を務める運営組織のCLUB ROTONDO(イタリア語でロータリークラブを意味)でセレモニー後、20台は年式が古い順に出発。目的地である静岡・小山町の富士スピードウェイホテルに向け、それぞれが走り出した。翌27日、富士スピードウェイレーシングコースを走行後、東京・赤坂プリンスへ向かう予定になっている。

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