コロナ禍で変わる働き方や転職事情 アンケート調査で約6割が自身のキャリア観に変化と回答
株式会社ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」が、サイト会員を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート調査を実施。その結果、約6割のビジネスパーソンが新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、キャリア観が変化したことがわかった。
テレワークに魅力を感じた人は84%
株式会社ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」が、サイト会員を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート調査を実施。その結果、約6割のビジネスパーソンが新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、キャリア観が変化したことがわかった。
今回のアンケートではコロナ禍でのキャリア観の変化を調査。「517」の回答が集まった。
「新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、自身のキャリア観に変化がありましたか」の問いには11%の人が「大きく変化があった」と回答。さらに、45%が「多少変化があった」と答えるなどおよそ56%の人のキャリア観に変化が生じていることがわかる。
変化があったと回答した人を対象に「それはどのような変化ですか」と質問。「企業に依存せずに、自律的にキャリア形成する必要があると感じた」の項目では「そう思う」と答えた人が49%、「どちらかといえばそう思う」が43%と、およそ92%もの人が自律的なキャリア形成が必要と感じたようだ。
また、「どこでも活躍できる自身の強みを可視化する必要があると感じた」には「そう思う」に62%の回答、「どちらかといえばそう思う」に34%。「スキルアップや新しいスキル習得のために時間を割く必要があると感じた」の項目では「そう思う」に54%、「どちらかといえばそう思う」に38%の回答があった。
テレワークなど自宅での仕事が推奨されるようになったが、「場所や時間を選ばない働き方に魅力を感じた」の項目には「そう思う」が45%、「どちらかといえばそう思う」に39%の票が集まった。
新型コロナでの社会情勢の変化によって「より雇用が流動的になると思う」、「定年が延長され、雇用形態が多様化すると思う」、「仕事が誰にでもある状況ではないので、自ら業務を生み出し、よりプロフェッショナルな能力が求められると思う」などの意見も集まっている。