女性向けインターネットメディア「4MEEE」が4月6日から25日まで、全国の20～30代の未婚女性380人に「収入・貯金・投資」に関するインターネットアンケート調査を実施。未婚女性のリアルなお財布事情が明らかになった。

　アンケート回答者の内訳は正社員76.3％、一人暮らし63.2％。気になる平均年収は約344万円。年代別平均では、20～24歳は259万円、25~29歳は339万円、30~34歳は384万円、35~39歳は485万円という結果に。

　気になる貯金額はいくらか。全体の平均貯金額は約220万円と、なかなかの金額。年代別平均を見ると、 20～24歳は65万円、25～29歳は200万円、30～34歳は294万円、と年代が上がるにつれ金額も上がり、35～39歳はなんと581万円!　総務省統計局が2019年5月に発表した家計調査によると、2018年の1世帯当たりの貯蓄現在高の中央値(貯蓄0を含む)は978万円。これには40代以上の男性も含むことを考慮すると、今回のアンケートに答えた未婚女性たちはかなりしっかり貯金していることがわかる。

　では、何のために貯金をしているかというと、1位は「将来のためになんとなく」。なんとなく、で貯金ができるなんて、見習いたいところだ。また、回答のなかには、「単純に、 貯金額が増えていくのを見るのが楽しい！」という声も。その境地に達するには、どうすればいいのかうかがいたい。

　さらに驚いたのが、投資・資産運用について尋ねた質問に対する答えだ。33.2%の女性が「YES」、 66.8%の女性が「NO」と回答し、「YES」と回答した方が株や投資信託で運用しているというのは納得だが、「不動産」という回答が8票もあることだ。20～30代の未婚女性が不動産持ちとは。自身の暮らすマンションを賃貸ではなく購入している、ということだろうか。それとも不動産投資でもしているのか。いずれにしろ、堅実な実態がうかがえる。

「4MEEE」では「月々、 ファッション/美容にかけるお金はどのくらい？」「どうして投資をはじめたの？」などさらに突っ込んだ質問への回答も公開している。隣の財布が気になる人はのぞいてみてはどうか。