RIZIN女王・伊澤星花、東京学芸大学大学院を修了 研究と格闘技の両立で「成長できた」
格闘技イベント「RIZIN」の現女子スーパーアトム級王者である伊澤星花が17日、東京学芸大学教職大学院を修了したことをSNSで報告している。
柔道を頑張りたいと入学もコロナで先見えずに格闘家転身
格闘技イベント「RIZIN」の現女子スーパーアトム級王者である伊澤星花が17日、東京学芸大学教職大学院を修了したことをSNSで報告している。
MMA戦績、9戦9勝の無敗女王の伊澤。MMAだけでなく、勉学にも励んでいたようだ。堀口恭司と同じ作新学院高校出身で、2年時には柔道でインターハイ3位入賞。東京学芸大学3年時には東京学生柔道優勝大会女子5人制で大学史上初の優勝を達成したメンバーでもある。
伊澤はブログで「本日、修了証書授与式を終えて無事に東京学芸大学教職大学院を修了しました!」と報告。
また「研究と柔道をもっと頑張りたいと思って入りましたが、コロナ禍により状況が変わり、柔道もできず、気づいたら総合格闘家になっていました」と柔道選手から格闘家転身の経緯を説明した。
そして「格闘技にハマり目まぐるしく状況が変わる中、研究に対する熱が冷めてきてしまったこともありましたが、自分で決めたことはやり遂げたいという気持ちと周りの励ましのおかげで今日を迎えることができました」とこれまでの苦しい道のりを明かす。
さらに「最後までご指導をしてくださった先生方や応援してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。 学生としては至らない点ばかりでしたが、研究と格闘技を両立していたことで、すごく成長できたと思います」と感謝。
最後に「これからは格闘家として活動いきます。試合はもちろん、これまでの経験を活かしてセミナーや講演会などもして、人としてレベルアップし、将来立派な教育者になりたいです! 立派な社会人になれるようにいろいろなお仕事もしたいので、お仕事依頼たくさんお待ちしております!! これからもよろしくお願いいたします」と結んだ。
将来は今まで学んだことを生かし、指導者としてジムを開きたいと語っていた伊澤。女王として、指導者としての今後に期待が高まる。