スカイラインGT-Rが8800万円! 驚きの中古車価格に「家買える値段」「恐ろしい時代」
中古車サイト「カーセンサー」で、8800万円の日産スカイラインGT-Rが売りに出され、自動車ファンの間で大きな話題になっている。
適性価格は? 専門家が分析 「34のGT-Rがとんでもない相場」
中古車サイト「カーセンサー」で、8800万円の日産スカイラインGT-Rが売りに出され、自動車ファンの間で大きな話題になっている。
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旧車の異常人気が続く中、驚きの価格の1台だ。GT-Rは2002式のR34型で、Mスペック、ワンオーナー、走行距離380キロ、修復歴なしというレアもの。カラーはゴールドとなっている。
車体価格は8800万円で、総額は8830万円。茨城の中古車販売店が販売している。
ハリウッド映画の影響で米国を中心に海外から日本の旧車に熱い視線が注がれている。特にGT-Rは年々価格が上がり、生産台数の少ない「ハコスカ」「ケンメリ」はもちろん、ほかの車種も高値で取り引きされる傾向にある。
それにしても8800万円は“適性価格”なのか。ネット上には「これはするわ」「これでも全然安いくらいだぞ」「ほんま迷惑相場」「ポルシェ911より断然価値はあるけど、それにしても高すぎ」「せめて5500~6500万円辺りが妥当だろうなぁ……」と賛否両論が起こり、さらに「家買える値段やね」「恐ろしい時代になったもんですよ」など多くの反響が上がっている。
旧車の動向に詳しい中古車業者はENCOUNTの取材に、「まず34のGT-Rがとんでもない相場で、リアルに4000万の予算でも業者が売ってくれないくらい海外で需要がある。Mスペックは一番いいグレード。なおかつ380キロはほぼ新車だから、高いけどそこまで高くない。内容見たらありえない話ではないかな。よくそんなの取ってあったねという感じです」と分析。
「国産車の中だと今一番高い部類の車ですね。もっと高くなると思っている業者もいる。日本人は買わないでしょう。海外のコレクターか新車同様で保存するような人なら買う人もいると思います」との見方を示した。
果たして、購入者は現れるのだろうか。