小倉優子、白百合女子大合格の勝因は“日本史切り” 2教科型入試で見事に突破
超難関の早稲田大教育学部の入学試験に挑戦していたタレントの小倉優子が6日放送のMBS・TBS系『月曜の蛙、大海を知る。』(月曜午後10時)に出演し、第1志望の同学部に不合格だったものの、白百合女子大に合格、学習院女子大は補欠だったことを公表した。ネットには「3人の子育て、仕事、そして受験勉強…。尊敬します」「本当にお疲れ様でした」などとねぎらう声が続々と寄せられている。
早大教育学部は不合格「ゴールって感じがしない」と再受験に含み
超難関の早稲田大教育学部の入学試験に挑戦していたタレントの小倉優子が6日放送のMBS・TBS系『月曜の蛙、大海を知る。』(月曜午後10時)に出演し、第1志望の同学部に不合格だったものの、白百合女子大に合格、学習院女子大は補欠だったことを公表した。ネットには「3人の子育て、仕事、そして受験勉強…。尊敬します」「本当にお疲れ様でした」などとねぎらう声が続々と寄せられている。
番組によると、小倉は早大を含む6大学を受験。1月31日に行われた学習院女子大国際文化交流学部日本文化学科(偏差値57)の一般選抜A方式(3教科試験)は国語、地理歴史、英語の配点が各100点。昨年の同方式の募集人数は60人、受験者数は211人で合格者数は150人、実質倍率は1.4倍。合格最低点は300満点中、156点で正答率5割強が合否ラインとなった。小倉は試験終了後、「手応えないです」と悔しがっていたが、2月9日の合格発表では「補欠」に食い込んだ。
2月18日に1回目の補欠繰り上げ者が大学側から公表されているが、小倉の受験番号「1272」は見当たらない。ただし、同大はHPで「今回の繰上合格発表で合格者とならない場合でも、2回目および3回目の繰り上げ合格発表で合格者となる場合があります」としている。本命だった早大のキャンパスにほど近い学習院女子大に入学すれば“ワセダ”にも気軽に足を運べる。
一方、同3日に受験した白百合女子大人間総合学部児童文化学科(偏差値52)の一般選抜試験(試験日自由選択制)は「国語」と「外国語」(「英語」または「フランス語」)の2教科。配点は各150点で300点満点となる。昨年の同学科募集人員は20人、受験者数は39人で合格者数は26人、実質倍率は1.5倍だった。合格最低点は154.50点(2日実施)、125.50点(3日実施)。試験終了後、小倉は「全然できなかった」と肩を落としていたが、合格発表が行われた8日夜に大学側から合格通知書が入った分厚い封筒が届き、見事“桜咲く”となった。風呂上がりとみられる小倉が飛び跳ねながら「合格だよね」「うれしい」と涙を流し子どもたちと一緒に喜ぶ姿は感動的だった。
併願していた津田塾大、学習院大、成蹊大、早大教育学部教育学科教育学専修は不合格という結果だった。小倉は「ひとまず早稲田大学の今年の受験はこういう結果だったんですけど、ここから新たなスタートなんだなという感じで、ゴールって感じがしないですね」と411日間にわたって奮闘した受験勉強の日々を総括した。
予備校講師がこう話す。「白百合女子大に合格できたのは国語と英語の2教科型だったことが大きい。小倉さんは日本史に苦戦する一方、英語は得意だったようなので日本史の試験を受けなくても済む白百合を選択したのは良い作戦でした。逆に言うと3教科型の早大教育学部などはやはりハードルが高かったようです。もっとも約600ある国内の私大の半分は定員割れという状態なので偏差値のランクを下げれば合格する大学はいくつもあるはずです。白百合も3月13日に小論文と面接試験による総合型選抜を追加で実施します」。
今回の番組企画で大学受験に挑戦し白百合進学の切符を手に入れた小倉だが、4月から本当に女子大生になるのかは判然としない。入学手続期間は先月で終了しているため、入学するのか辞退するのかはすでに決まっているはずだが、受験を終えた小倉のコメントには再チャレンジの含みがある。来週放送される同番組で大学受験に関する何らかの“サプライズ”が飛び出す可能性もありそうだ。まだまだ、小倉から目が離せない。