鶴瓶、弟子の笑瓶さんを太田プロに所属させた理由を告白「売れさせたかったからです」

落語家の笑福亭鶴瓶(71)が、26日のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(日曜午後4時)に生出演し、今月22日、急性大動脈解離のため死去した弟子の笑福亭笑瓶さん(66)への思いを語った。

笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】
笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】

ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』で亡き弟子への思い語る

 落語家の笑福亭鶴瓶(71)が、26日のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(日曜午後4時)に生出演し、今月22日、急性大動脈解離のため死去した弟子の笑福亭笑瓶さん(66)への思いを語った。

「笑瓶に関して、たくさんのメールをいただき、ありがとうございました。長い付き合いでいろんなことがありました」と切り出し、笑瓶さんが弟子になった経緯を語った。当時、鶴瓶は29歳で笑瓶さんの24歳。弟子入りを志願してきた笑瓶さんの入門を許可したが、「上方落語は全国に広まりにくい。人気者を取りたい」という鶴瓶の師匠・六代目笑福亭松鶴さんの考えがあったという。

「笑瓶は(車の)飛ばし屋やったんですよ。で、車で前に入ってきて、『弟子にしてください』と言ってきたんで、『ウソやろ』と思いました。でも、当時、僕は20代ですからね。でも、(松鶴)師匠が『来ているんやったら、弟子を取れって』言うんで、ビックリしましたよ」

 その後、笑瓶さんの人にかわいがられるキャラクターを紹介した。

「僕らが話もできなかった(笑福亭)仁鶴師匠にもかわいがられて、一緒にハワイに行ったりしていましたからね。(明石家)さんまにもすごい世話になっていたしね」

 ダウンタウンの松本人志、片岡鶴太郎、ガダルカナル・タカとも親しくなったことを明かし、鶴瓶が所属していた大阪の松竹芸能ではなく、片岡らと同じ東京の太田プロダクションに所属させた経緯も明かした。

「松竹じゃ売れへんと思ったから、『(松竹芸能は)アカンで』と言ったんですよ。僕は(笑瓶さんを)売れさせたかったからですよ。当時、太田プロは鶴太郎さんとかいて、すごかったからね」

 狙い通り、笑瓶さんは片岡らと共演した番組でたちまちブレーク。鶴瓶は「早かったですよね」と振り返り、笑瓶さんのことを「面白いやつやった」と繰り返した。

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