シソンヌ・じろう、ドラマ初主演が決定 3月27日より4夜連続放送『心霊内科医 稲生知性』
お笑いコンビ・シソンヌのじろうがフジテレビ系ドラマ『心霊内科医 稲生知性』でドラマ初主演を果たすことが分かった。
歌舞伎俳優・中村鶴松らも出演
お笑いコンビ・シソンヌのじろうがフジテレビ系ドラマ『心霊内科医 稲生知性』でドラマ初主演を果たすことが分かった。
『心霊内科医 稲生知性』は3月27日より4夜連続で放送される。都内にある古いビルの中に、「稲生心療内科」という古びた看板が掲げられた診療所がある。診療所の主の名は稲生知性(いなお・ちせい)。医師免許を持った立派な心療内科医だが、稲生の元には、原因不明な身体の不調に悩む患者が訪れる。患者を連れてくるのは、稲生の医学部時代の同期で精神科医の中岡俊子。中岡は、自らが経営する心療内科クリニックに訪れる患者の中で、自分の手には負えない患者を稲生の元へ案内するのだ。
稲生は人とは違う能力を持っている。それは「患者に取り憑(つ)いた怨霊が見え、会話ができる」というもの。稲生が患者を診察するとすぐそこに怨霊の姿が現れる。身体の不調は怨霊がその患者に取り憑き、霊障を起こしていたことが原因だった。“心霊内科医”である稲生知性の診察方法は、人間と怨霊、両方に対する、徹底的な問診である。なぜ取り憑いたのか? または、なぜ取り憑かれたのか? 原因は人間、または怨霊どちらかにある。怨霊が取り憑くには、必ず理由がある。しかし問題なのは、人間も怨霊も、本当のことを言っているとは限らないことだ。怨霊はこの患者に殺されたと訴える。しかし患者に聞くと殺してなどいないと無実を訴える。嘘(うそ)を吐(つ)いているのは人間か? それとも怨霊か? まるで刑事か探偵か弁護士のように患者と怨霊、双方の言い分を聞いて、どちらが嘘を吐いているのか暴き、真相を突き止めていく。稲生と患者、そして怨霊の心理戦が始まる。
クールだがどこか抜けている、怨霊が見える“心霊内科医”稲生知性を演じるのは、コント師として高い評価を得ており、ドラマ・映画でも数多くの作品に出演してきたシソンヌのじろう。じろうは、今作でドラマ初主演を果たす。稲生の助手には18世中村勘三郎から「3人目のせがれ」と言われた注目の歌舞伎俳優・中村鶴松。10歳で一般家庭から勘三郎の部屋子として中村屋に入門し、中村勘九郎や中村七之助と共に修行を積み頭角を現している若手歌舞伎俳優の演技にも注目だ。
さらに、『真犯人フラグ』(2021年10月期/日本テレビ系)で猫おばさんを怪演した女優・平田敦子や昨年10月にワールドツアーを終えたNODA・MAP第25回公演「『Q』:A Night At The Kabuki」でも妖艶な存在感を見せ、数多くの舞台・映画・ドラマで活躍する伊勢佳世も出演。そして、主題歌はサカナクションの『フレンドリー』に決定。幻想的な雰囲気を携えた楽曲が作品を彩る。個性的な俳優陣や音楽が、どんなクセのある心霊ミステリードラマを見せてくれるのだろうか。
シソンヌ・じろうのコメントは以下の通り。
「ハナコの岡部がしろめし修行僧の主演をしていなければ、僕もおとなしくしていたかもしれません。岡部のおかげです」
※『しろめし修行僧』(2022年4月期/テレビ東京系)