【女神の教室】将来に不安を感じた桐矢は仲間の支えで笑顔を取り戻す「元気になってよかった」視聴者も安堵

俳優の北川景子が主演するフジテレビ系連続ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(月曜午後9時)の第7話が20日に放送された。北川演じる柊木雫は、あることをきっかけに学生たちへの教育方針に自信をなくしてしまう。

悩む桐矢純平(左=前田旺志郎)を心配する水沢拓磨(前田拳太郎)【写真:(C)フジテレビ】
悩む桐矢純平(左=前田旺志郎)を心配する水沢拓磨(前田拳太郎)【写真:(C)フジテレビ】

照井は成績が振るわず悩んでいた

 俳優の北川景子が主演するフジテレビ系連続ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(月曜午後9時)の第7話が20日に放送された。北川演じる柊木雫は、あることをきっかけに学生たちへの教育方針に自信をなくしてしまう。

 本作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫と取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。柊木は「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開する。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 過去の公判での柊木に対する恨みから繰り返されていたロースクールの学生たちや柊木へのイタズラは、犯人の津山邦彦(安井順平)と直接話し合ってからは起きなくなっていた。しかし、数日後に津山は自ら命を絶ってしまう。刑事の風見颯(尾上松也)から津山の死と柊木の言動は関係がないと伝えられたが、自信をなくした柊木は藍井仁(山田裕貴)に実務演習の課題を考えて欲しいと頼んだ。柊木の代わりに教壇に立つ藍井に学生たちは戸惑いを見せながらも、課題に取り組む。

 そんな中、実務演習を受けていた桐矢純平(前田旺志郎)は、津山の件で将来に不安を感じ、ロースクールをやめることを考え始めていた。藍井からの課題の答案用紙も提出せず、授業もいつもの前の席ではなくて後ろで受ける桐矢。心配した水沢拓磨(前田拳太郎)は照井雪乃(南沙良)に励ましの声をかけるように頼むが、照井もまた藍井ゼミでの成績が振るわず悩んでいた。

 数日後、水沢は真中信太郎(高橋文哉)と天野向日葵(河村花)と桐矢をランチに誘い、桐矢を励まそうとする。その場でそれぞれが津山の件にショックを受けていたことを打ち明け、自分は一人じゃないと気付いた桐矢は笑顔を見せた。

 一方で、誘われたランチは断ってしまうが、水沢から話を聞いて桐矢のことが気になっていた照井は、「桐矢くんになんて言ってあげればいいのか分からない」と柊木に相談する。桐矢の現状を知った柊木は、再び実務演習で教壇に立った。そして、「人を裁くことを恐れる自分は検事に向いていないのではないか」と吐露する桐矢に、「怖いと思うのは真正面から向き合っている証拠だと思う。本当は私だって怖いよ。自分で乗り越えるしかないけど、誰かと分かち合うことができる。(ロースクール時代の)仲間と会って弱音を吐いて、それだけで救われるんだよね」と心の内を明かした。その言葉を受けた桐矢は、実務演習を一緒に受ける学生たちに目を向け、仲間に感謝し、涙を流した。

 そして、成績で悩む照井にも「愚痴ならいくらでも聞くよ」とエールを送る桐矢たち。照井は不安を打ち明け、感謝の気持ちを伝えた。

 約半年後、実務演習を受ける学生たちのほとんどが来年の司法試験を目標に勉強を続ける中、彼らからの応援を受けながら、照井だけが年内の試験に挑んだ。

 第7話では、前田旺演じる桐矢が今までとは違い、曇った表情を見せていた。柊木や仲間に支えられて元気を取り戻し、笑顔で照井に話しかける最後のシーンが放送されると「桐矢くん元気になってよかった」「いつもの桐矢くんだー」「桐矢を応援したい!」と桐矢にエールを送るツイートが多く見られた。

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