【Get Ready!】ラスト3分の衝撃に視聴者大興奮「すっごい展開」「えげつないほどのモヤモヤが…」

俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第7話が19日、放送された。ハッピーエンドかのように見えた今話だが、ラスト3分の怒涛(どとう)の流れに「すっごい展開」と衝撃を受けた視聴者も多かった。

妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】
妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】

スペードが初恋相手の命を救うように動くも…

 俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第7話が19日、放送された。ハッピーエンドかのように見えた今話だが、ラスト3分の怒涛(どとう)の流れに「すっごい展開」と衝撃を受けた視聴者も多かった。

 多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームを描いた、医療エンターテインメント。表の顔はパティシエ、裏の顔は大病院が匙(さじ)を投げた患者をも救う超人的なオペ技術を持つ孤高の天才執刀医・エースこと波佐間永介を妻夫木、表の顔は国際弁護士、裏の顔はエースの相棒として闇医者チームの交渉役・ジョーカーという下山田譲を藤原竜也、過去は謎に包まれているが腕は超一流のオペナース・クイーンこと依田沙姫を松下奈緒、カルテの盗み出しから闇医者チームのセキュリティまでを担う若き万能ハッカー・スペードこと白瀬剛人を日向亘が演じる。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 今回、エースたち仮面ドクターズが救ったのは女子高校生の望月遥(畑芽育)。遥はスペードが高校に通っていたときのクラスメートで、初恋相手だった。

 そんな遥が自殺をはかり、一命は取り留めたものの入院していることをインターネットの書き込みから知ったスペードは、入院している病院を訪れる。ベッドに横たわる彼女を見てあぜんとしていると、そこに遥の親友でインターネットに遥を助けてほしいと書き込みをした張本人である夏美(池間夏海)が現れ、遥が学校でいじめにあっていたこと、いじめていた相手は学園理事長の娘・西島里佳(竹内カンナ)であることを明かす。

 そして、遥が残した里佳にいじめられていたという遺書を元に学園理事長を脅して手術費を用意するから、仮面ドクターズに遥を助けてほしいと計画を明かすのだった。スペード経由でなんとかジョーカーとの交渉まで持ち込んだ夏美だったが、ジョーカーの答えは「NO」。遺書だけではいじめの証拠にならないと諭されたスペードは「手術費なら僕が出すから、エース頼むよ」と食い下がるが、そんなスペードにエースは「ダメだ。自分で死を選んだんだろ」と冷たく言い放ち、チームはバラバラになりかけてしまう。

 諦めがつかないスペードは、自身のハッカーとしての能力を使って学校の防犯カメラの映像から遥がいじめられていた証拠を集めようとする。すると夏美が里佳にいじめられている様子を目撃してしまう。夏美は自分がいじめられている映像が里佳がいじめを行っていた証拠になるのではないかとスペードに提案。遥が残した遺書と里佳が夏美をいじめている映像を証拠として提示し、学園理事長から遥の手術代を引き出すことに成功する。

 しかし、遥をいじめていたはずの里佳が彼女の病室を訪れたことから事態は一変。病院で里佳と鉢合わせたスペードは逃げる里佳を追いどういうつもりかと問いつめるが、そこに夏美と仮面を付けたエースが現れ、遥を本当にいじめていた人物が担任の林(前田亜季)であることをスペードに告げる。

 林は里佳の父親である学園理事長と深い関係にあり、それを盾に生徒をいじめていたのだった。最初のターゲットは夏美だったが、夏美は林の仕打ちに耐えられず学校に行くのをやめてしまう。するとターゲットは林にいじめられる夏美をかばっていた遥に変わり、遥は日誌の書き直しや生徒指導室での陰湿な叱責、テスト中にカンニングを捏造(ねつぞう)されるなど、どんどん林に追い詰められていく。林の態度が問題視されないのは父親が彼女を寵愛(ちょうあい)しているせいだと知っていた里佳はわざと自分がいじめを行っていたように見せかけ、父親に遥の手術代を出させようとしていたのだった。

 事実を知ったスペードは驚きつつも、遥にそこまでしてくれる仲間がいることに安堵(あんど)。「救ったとして、生きられるのか?」と問うエースに「遥にはこんなバカなことをする仲間がいるんだ。遥はちゃんと生きられるから。俺が守るから」と約束。スペードの言葉を信じたエースは遥の手術を請け負い、エースの手術を受けた遥は目を覚まし、松葉杖をつきながら動けるまでに回復する。

 このままハッピーエンドかのように見えた今話だったが、ラスト3分で再び物語は緊迫した雰囲気に。松葉杖をつきながら登校した遥は、校内に入ってすぐ林と遭遇。そして何事もなかったかのように接してくる林をカッターナイフで刺してしまう。その様子を隠しカメラで見ていたスペードは動揺。「ごめん……助けてもらったのに。遥を助けたかったんだ」とエースに謝るが、エースは「それはこれからもできる。ちゃんと生きられるって言ったのは、お前だろ」と言い残すと、スペードを置いてその場を立ち去るのだった。

 衝撃のラストに視聴者も「すっごい展開」「制裁の下し方、思ってたんとちゃうー!」と大興奮。「色々と考えさせられる回だったな」「えげつないほどのモヤモヤが…」とそれぞれ受け止め方が違う様子で、「さす前に友達や母のこと頭になかったのだろうか」という意見も。今回はスペードの過去が明かされたが第8話はいよいよエースの過去に迫る内容だけに「次回も楽しみにしてます!」との声が多く上がっている。

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