【BreakingDown】“バカの救済”掲げた東大力士、KO負け 2度ダウン奪われ担架で搬送
朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown7」(ABEMA PPV ONLINE LIVEで生配信)が19日、幕張メッセで行われた。第8試合では、東京大相撲部主将の有井皓太郎が外枦保尋斗にKO負けを喫した。
エリートVS不良となった第8試合
朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown7」(ABEMA PPV ONLINE LIVEで生配信)が19日、幕張メッセで行われた。第8試合では、東京大相撲部主将の有井皓太郎が外枦保尋斗にKO負けを喫した。
有井は前日会見で大会を「人生かけるほどではない」と批判。さらに受験を控える学生へ「お前らが今がんばる1分1秒の方が価値がある」とメッセージを送り話題になっていた。
対する外枦保はキックのパワーを未来から「K-1王者級」と評価されたファイターだ。「母が薬物依存」という暗い過去がある。母子でやり直したいと今大会への挑戦を決意した。
猪突猛進する有井をかわし、外枦保が的確にパンチをいれていく。開始30秒で1度目のダウンを奪った。さらに終了間際に外枦保のパンチがヒットし有井をKO。試合が終わった。
2度のダウンを喫した有井は、時間がたっても立ち上がれず、そのまま担架で運ばれケージを後にした。
勝利した外枦保は「かあちゃん勝ったよ。たくさんの応援、ありがとうございます。こうやって活躍できたのも試合を組んでくださった朝倉未来さん、本当にありがとうございます。僕は幸せものです。自分自身の問題も解決していきながら1人前の男になっていきます」とマイクし、涙を流した。
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【写真】試合後、担架で搬送される東京大相撲部主将・有井皓太郎