女優の井上真央が主演を務め、俳優の佐藤健、松山ケンイチが共演するTBSドラマ『100万回 言えばよかった』（毎週金曜、午後10時）の第6話が、17日に放送された。

（以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ。運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依（井上真央）と、悠依にプロポーズする直前に不可解な事件に巻き込まれ幽霊となってしまった鳥野直木（佐藤健）。直木の存在を唯一認識できる刑事の魚住譲（松山ケンイチ）。数奇な運命に翻弄（ほんろう）されながら奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。

　今回は、譲以上に霊感の強い姉・魚住叶恵（平岩紙）が登場。“見える一家”・魚住家の様子が話題となっている。また時々直木が憑依する譲の体についても、新たな事実が明らかになった。

　幽霊の直木と今後も生きたいと願う悠依は、自分の部屋を引き払い、直木の部屋に引っ越した。しかし直木は、悠依のためにも自分は成仏すべきだと考える。そこで幽霊の先輩・樋口昌通（板倉俊之）と共に、大通りで幽霊仲間を探すことに。しかし幽霊仲間を見つけることはできなかった。

　一方、直木の事件の捜査を続ける譲は、疲れからか目が見えづらくなっていた。直木は仕事が休みの譲に、「連れて行ってほしいところがある」と頼む。そこは、譲の実家のお寺だった。

　譲の姉・叶恵は、「あ！どうも。初めまして。お話はもういろいろ聞いています」と当たり前のように直木を見てあいさつする。「普通に見えてるんですね」と驚く直木に、「昔からなんで。ごめんなさいね、普通に接しちゃって」と答える叶恵。さらに「そちらの方も、どうぞどうぞ」と、勝手について来ていた昌通も招き入れた。譲はそこで初めて、昌通が幽霊であることに気づいた。

　SNS上では、「え？姉ちゃんすごくない？」「お師匠w」「めっちゃ見えてるwww」「譲のお姉さん、さすがだね。全然動じないもんね。頼りになるなぁ」と叶恵の力を称賛する声が。

　部屋の中でこたつを囲む4人。直木は、そもそもなぜ自分が消えていないのかを叶恵に相談する。叶恵は「思い残しがあるからかなぁ。自分の死に対して、ちゃんと腹落ちしたい。そういう思いが強いから念が残ってるんだと思う」と語る。そのため、事件が解決したら直木は消えるのではないかと推測する。直木は、自分の「思い残し」が何なのかを考える。自分が死んだ理由よりも、残された悠依の存在こそが「思い残し」だと気づく。

　昌通は、同じく霊が普通に見える叶恵の子どもたちと遊び、心が癒される。壁をすり抜ける昌通を見て興奮する子どもたちと意気投合し、「ずっとこうしていたい！永久にこうしていたいんだ！」と喜んだ。

　人間と幽霊がナチュラルに交流するシーンに、「人間2人と幽霊2人の会話」「すごい、4人中半分幽霊」と驚きの声が。また「お姉さんの子どもたちも見えるね。まーさん楽しそうだな（笑）」「この一家すごくないですか？」「この一族すごいな」といった声も挙がっている。

　ドラマ終盤で譲は、事件の重要人物を追っている最中に呼吸が苦しくなり倒れてしまう。その頃、叶恵は魚住家の書物を読み返していた。そこには「霊と交流する能力を持つ者の中には、幽霊に乗り移られる者もいる。その場合、速やかに霊から離れなければ命を削られ、やがて命を落とす」と書かれてあった。

　衝撃の事実にSNS上では「命削られ、命を落とす！なんという展開なんでしょ」「魚住さんの命も削られてる（涙）」「え～～、どうするの！あの3人の空間大好きだったのに」ともどかしい声が挙がっている。