大阪市長の「女性は買い物に時間かかる」発言に蓮舫氏ら女性陣が不快感
大阪市の松井一郎市長が23日の記者会見で、「女性は買い物に時間がかかる」と述べたことが波紋を広げている。
女性だってぱっぱと買う人もいる
大阪市の松井一郎市長が23日の記者会見で、「女性は買い物に時間がかかる」と述べたことが波紋を広げている。
新型コロナウイルスの感染拡大で、スーパーの混雑解消が課題になっている。
松井市長は、「言われたもんだけ買うということなら、男性の方が早い」と発言。自身の家庭の例を挙げ、スムーズな買い物なら男性のほうが適任との認識を示した。
3密を避けるための一例を紹介した形だが、ジェンダー批判として受け取られた。
立憲民主党の蓮舫副代表はツイッターで記事を引用し「根底にある本音が出たのでしょうか。やめてよ。としか思えません」と反発。ジャーナリストの江川紹子氏は「『生活』が分からない人が、あれこれ思いつきで言わないで欲しい」と切り捨てた。
社民党の福島みずほ氏は「人それぞれ。男性だって吟味する人がいるし、女性だってぱっぱと買う人もいる。買う量も品数だって人によっても同じ人でも日によって違う。すごいステレオタイプの考え方」と不快感をにじませた。