格闘家の平田樹が3月25日に行われるアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」のイベント「ONE Fight Night 8」に出場し、アトム級2位のハム・ソヒ（韓国）と対戦する。

　平田は昨年11月の「ONE 163」でソヒと対戦予定であったが、計量ミス。制限時間以内にハイドレーションテストを通過できなかったため、ソヒが試合を受け入れず、不成立となっていた。同年8月の対戦でも計量失敗し、キャッチウェイトでの試合となっていた。

　出場決定に平田は「改めてこの試合のオファーをもらった時の気持ちは、『やることは変わらない。このチャンスをいただけたことに感謝』そういう思いでした。ニューヨークにまた戻ってきて、立ち技も寝技もかたよることなく毎日練習に励んでいます。私はチャレンジャーで、この大きなチャンスをつかみに試合に臨みます。しっかりMMAの試合運びを見せたいと思います。ハム・ソヒさん、お待たせしました。応援してくださっている皆さん、何度もごめんなさい、でもしっかり勝ってきます！」とコメント。

　対するソヒは「ファンの声によっては私の前回の（試合をしないという）判断にいろいろと意見があったのも事実だったので、イツキとのことは早くケジメをつけたかったから、オファーをもらえて良かったです。トレーニングは、今まで通りやっています。試合に向けても時間がたっぷりあるので、細かい部分や自分の体のコンディションにもより気にして過ごしています。この試合で勝って、自分が次のタイトル挑戦者であることを伝えたいし、この階級で自分が一番だってことを見せたいです。日本のファンの皆さん、前回の私の判断に賛否があったと思いますが、私は日本が大好きです。応援してくれたらうれしいです！」と語っている。