高須院長、施設名公表は逆効果「パチンコ依存症のお客が集まって悪徳業者の思惑どおりになる」

高須クリニックの高須克弥院長が21日、ツイッターを更新。休業要請に従わないパチンコ店の公表に警鐘を鳴らした。

高須院長
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公表されてもダメージはありません

 高須クリニックの高須克弥院長が21日、ツイッターを更新。休業要請に従わないパチンコ店の公表に警鐘を鳴らした。

 大阪府の吉村洋文知事や兵庫の井戸敏三知事が休業要請に応じないパチンコ店の名前を公表することを検討している。

 これに対し、高須院長は「パチンコ業者は休業勧告に逆らい、休業してないと公表されてもダメージはありません。開業している情報が更に広まると、パチンコファンが集まり、流行ってしまいます」と逆効果になると指摘。

「休業要請に従わない業者に庶民にとって分りやすい罰を与えるのは無理なのでしょうか? 公表することで、娯楽を求めている依存症のお客が集まって悪徳業者の思惑どおりになることを恐れます」と危惧し、施設名公表ではなく代案が必要と訴えた。

 要請に従わないパチンコ店は都内にもあり、たびたびワイドショーで取り上げられている。また、関東では茨城や栃木などのパチンコ店に県外の依存客が殺到するなど、深刻な問題となっている。

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