国内最大級“器の祭典”が東京Dで開催 藤原紀香も自宅空間披露「明日へのエナジーに」

国内最大級の器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル 2023~暮らしを彩る器展」が27日から東京ドーム(東京都文京区)で始まった。フランスのパリをテーマに、ギャラリーをめぐるように見学できるブースや、展示されているティーカップやグラスでテイスティングができる体験型のコンテンツも用意。著名人が、日々の暮らしを彩る「おもてなしの食空間」のコーナーには、俳優の藤原紀香が大好きだという「グラムスタイル」をテーマにした個性的なテーブルセッティングもあり、訪れた人の目を楽しませている。

東京ドームで始まったイベント会場の様子【写真:ENCOUNT編集部】
東京ドームで始まったイベント会場の様子【写真:ENCOUNT編集部】

黒柳徹子は私物を使ったテーブルセッティングを公開

 国内最大級の器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル 2023~暮らしを彩る器展」が27日から東京ドーム(東京都文京区)で始まった。フランスのパリをテーマに、ギャラリーをめぐるように見学できるブースや、展示されているティーカップやグラスでテイスティングができる体験型のコンテンツも用意。著名人が、日々の暮らしを彩る「おもてなしの食空間」のコーナーには、俳優の藤原紀香が大好きだという「グラムスタイル」をテーマにした個性的なテーブルセッティングもあり、訪れた人の目を楽しませている。(取材・文:西村綾乃)

 今年で30周年を迎える同展。5つの特集企画を展開する会場では、国内では触れる機会が少ないフランスのメーカー「ドゥグレーヌ」や「マリーダージュ」など今のパリを彩るテーブルウェアを、「Galerie de Paris~パリを巡る~」の中で紹介。日本で初めて磁器が焼かれた佐賀県有田町で広がった文化を感じられる「美の有田焼~伝統と革新~」など見ごたえがある展示に、足を止めて撮影をしている人の姿も多く見られた。

 著名人が日々の暮らしを彩る「おもてなしの食空間」のコーナーには、俳優でユニセフ親善大使の黒柳徹子と、ビーズ刺しゅうデザイナーで、文化学園大学の特任教授を務める田川啓二が、南ヨーロッパのバカンスをイメージしたテーブルセッティングを披露。アルザスの女の子が描かれた食器は、黒柳が自宅で使用しているお気に入りという。

 芸能生活30年目を迎えた藤原は、自身がエナジーチャージしているという自宅空間を披露。シャンデリアが輝くラグジュアリーな部屋には、夫で歌舞伎役者の片岡愛之助と談笑する仲むつまじい写真や、大ファンというオードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローの写真なども飾られていた。

 ブラックとゴールドを上品に使ったテーブルには、「愛之助」「紀香」のネームプレートも準備。コロナ禍に温活士・温活指導士の資格を取得したという藤原は、「身体の内側からポカポカと温まるメニューでゲストを迎えたい」とこだわっているといい、「明日へのエナジーにつながれば最高に幸せ」と思いを込めている。

 ほか雅楽師の東儀秀樹は、「ホビー空間」として7本のギターや篳篥(ひちりき)、息子の典親さんのギターに合わせて演奏するライブ写真など、自宅のようなセッティングを公開。28日は黒柳と田川。29日には東儀、2月4日には藤原がスペシャルステージでトークショーを行う予定だ。

 コロナ禍で自宅時間が増えた近年、食卓を演出するテーブルコーディネートに加えて、SNS映えするテーブルスタイリングへの関心が高まっているという。会場には和洋さまざまな食器はもちろん、カトラリーやナフキンなど関連商品が充実。252あるブースで展開している商品は購入可能だ。3年ぶりに東京ドームで行うフェスティバルへの期待度は高く、10日間で20万人の来場を見込んでいる。

 2月5日まで。時間は午前10時~午後7時。最終日は午後6時までで最終入場は、閉場の1時間前まで。チケットは2500円。小学生以下は、大人の付き添いがあれば無料。

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