【罠の戦争】秘書見習い・蛯沢眞人の過去が明らかに 犬飼大臣との因縁に「そういうことか…」
俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系火曜ドラマ『罠の戦争』(午後10時)の第2話が、23日に放送された。秘書見習いの蛯沢眞人(杉野遥亮)が活躍。また蛯沢の過去も明らかになった。
鷲津の復讐に蛯沢が大活躍「いい仕事してくれた」
俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系火曜ドラマ『罠の戦争』(午後10時)の第2話が、23日に放送された。秘書見習いの蛯沢眞人(杉野遥亮)が活躍。また蛯沢の過去も明らかになった。
同作は、愛する家族を傷つけられた草なぎ演じる議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)が、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させるリベンジエンターテインメント。2015年「銭の戦争」、17年「嘘の戦争」に続く復讐(ふくしゅう)シリーズ第3弾。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
大物衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)に20年尽くしてきた鷲津は、中学生の息子・泰生(白鳥晴都)が歩道橋から何者かに突き落とされ意識不明になってしまう。犬飼は突き落とした人物を知っているようで、鷲津に事実無根の着服疑惑を投げかけ、事故として処理するように指示した。犬飼に復讐を決意した鷲津は、巧妙な罠を仕掛け、マスコミの前で犬飼の信用を失墜させることに成功した。
鷲津は次なるターゲットである政策秘書・虻川勝次(田口浩正)を辞職させるため、蛯沢に協力を依頼する。蛯沢は虻川のもとにつき、虻川が犬飼の“金庫番”として管理している裏帳簿を探すことに。この裏帳簿があることで、虻川は守られていた。
蛯沢は鷲津と私設秘書の蛍原梨恵(小野花梨)に、犬飼への恨みを初めて明かした。会社を経営していた蛯沢の兄は、経営が傾き地元議員である犬飼に陳情していた過去があった。「なんとかする」「善処します」という犬飼の言葉を信じて夜中まで働き続けた兄だったが、なんの連絡もないまま過労で亡くなってしまった。
さらに亡くなった兄のもとに政治資金パーティーの招待状が届いていた。蛯沢は、「陳情はスルーなくせに、パーティーには参加しろ、会費は2万円なんて。死人に招待状っすよ」と怒りをあらわにするのだった。
鷲津の罠に虻川はいら立ち
農協が主催するバーベキューパーティーに出席した犬飼は、関係者に「個人の陳情はろくでもないものが多いんですよ~」と愚痴をこぼす。「『会社潰れそうだから助けてくれ』とか。とりあえず、『善処します』って答えるようにしてますよ」「相手が勝手にYESと思いこんでも、私は嘘は言ってないっ!」と笑いながら話す犬飼の言葉に、蛯沢は兄の姿を思い出す。犬飼の「善処します」という言葉を信じていた兄と自分を思い返し、怒りでいすを蹴り倒してしまう。すぐに蛍原がフォローに入り、「悔しいよね。でも怒り方間違えちゃだめ」と諭した。
鷲津によってさまざまな罠を仕掛けられた虻川は、いら立ちから通りすがりの青年に暴行し警察に連行されてしまう。それでも虻川は迎えに来た鷲津に怒りをぶつけ、「あの裏帳簿がある限り、絶対に大臣は俺をクビにはできねぇ!」と豪語する。しかし鷲津はすでに裏帳簿を手にしていた。
この裏帳簿は、蛯沢が発見したものだった。虻川の地元のネギ農家に通い畑仕事を手伝っていた蛯沢は、虻川の地元で裏帳簿の隠し場所を発見していた。さらに、虻川が通りかがりに暴行した青年は、蛯沢が地元の友人に協力を依頼していたのだった。蛯沢の協力により、虻川は辞職することになった。
蛯沢の功績にSNS上では、「蛯沢くんナイス」「眞人出来る子」「蛯沢くんお手柄お手柄!素晴らしい」「眞人がいい仕事してくれた」と称賛のコメントが。また蛯沢の抱えた過去に、「蛯沢そういうことか……(他にも何かありそうな気がするけど)」「お兄さんが……」「蛯沢くん、そんな理由だったんだね……大変だったね……」と同情する声も見られた。